− 髪の洗い方を間違っていました。 − 

 
弊社のホームページのQ&Aに書いていました、 頭皮の皮脂を徹底的に洗い落とす髪の洗い方はまちがっていました。 この場をお借りしましてお詫び申し上げます。 なぜ、私の考えていた髪の洗い方が間違いであったと気づいたかと言いますと、 「超発毛育毛の本・徳富知厚著・青春出版」を読んだからです。
 
この本は36年間17万人の頭を見続けた床屋さんが書かれた本です。 私は頭皮の皮脂はいけない物と思い込んでいました。 でも、この本の著者、徳富さんは「皮脂の取りすぎ、皮脂出口をふさぐ手入れは致命的。 皮脂は頭皮と髪に必要なもので、決して悪い物ではない。髪の元気な人ほど脂ぎっている。 髪が弱っている人ほど皮脂が少ない。」と言われています。
本当に皮脂がハゲなどの原因になる悪い物なら、 石けんや合成洗剤などの洗浄剤がない時代にはハゲの人ばかりだったはずですが、 ハゲは今よりはすごく少なかったように思います。私もこんな簡単なことに気が付きませんでした。 ずいぶん前になりますが、女優の和泉雅子さんが北極を横断したとき、 横断中は髪を洗うと凍ってしまうので髪が洗えなかったそうです。 その、洗えなかったことが幸いして髪の毛がすごくきれいになったそうです。 だから、髪をきれいにしたかったら、 髪はあまり洗わない方がいいと言われていたことを思い出しました。 そういえばエスキモーの人たちでハゲている人は少ないように思います。 (テレビでしか見たことはありませんが。)
 
弊社のホームページの掲示板にも髪のトラブルのことがよく書かれています。 読んでみるとたいていの場合は洗いすぎからのトラブルが多いように思います。 その中で「石けんシャンプーに変えてから抜け毛が増えた。」ということがよく書かれています。 これも、たぶん、洗いすぎによる抜け毛ではないかと思います。 どうして洗いすぎになるかと言いますと、 合成洗剤のシャンプーから石けんに切り替えた時に起こる髪のゴワゴワやベタベタをどうにかしようと思い、 ついつい洗いすぎてしまうのではないかと思います。 もう一つの原因はゴワゴワになった髪にブラシをかけると、 櫛通りが悪いために無理に引っ張って抜いてしまうことも考えられます。
 
みなさんは髪をどのくらいの頻度で洗われているでしょうか。 徳富さんは「髪を毎日洗うのはやめて下さい。」と言われています。 なぜ毎日髪を洗うと悪いのでしょうか。それは頭皮の皮脂分を適正に保てないからです。 では、どのくらいの頻度で髪を洗うといいのでしょうか。 「シャンプーから二日目でちょっと脂っぽくなり、三日目でベタベタになるくらいが、 普通の皮脂の状態ですから、 洗髪は二日に一回というのが理想的でしょう。」と徳冨さんは主張しておられます。
 
徳富さんは「私の経験から言うと、ハゲている人、薄くなりかけた人の髪の触り心地は、 決まってパサパサで脂分が不足しているのです。」と言われています。 合成洗剤メーカーの言うサラサラヘアーは髪の毛にはとても悪いと徳冨さんは言われています。
髪と頭皮はこの脂分で守られていますので、サラサラではなく、しっとりヘアーが本当です。 でも脱脂力の強い合成シャンプーや石けんでも頻繁に洗っていると、 この脂分を洗い流して頭皮と髪の毛から脂分を奪ってしまいます。
 
「清潔はビョーキだ・藤田紘一郎著・朝日出版社」 に東京医科歯科大学の西岡教授が患者にふろの入り方をアンケート調査した結果が書いてありました。 「女性の場合、頭と体を洗う際に、4種類の石けんやシャンプーを使う人が実に1割を超え、 5種類を使う人までいた。」と西岡教授は驚いたそうです。 そして、「洗いすぎて皮脂を失うとドライスキンといってカサカサの肌になってしまう。 これまではお年寄りに多かったが、最近では若者にも見られるようになった、 ドライスキンになると、皮膚が過敏になる。ほこりや紫外線、汗のような弱い刺激でも、 湿疹や炎症の引き金になり得る。 洗いすぎると皮脂や常在菌にとって、悪い影響が出るのは当然だと思う。」と書かれています。 その上に成分の半分はアルコールで出来ている市販の育毛剤を使えばもっと油分を取り去ります。 アルコールは油分を取り去るには最適なものだからです。
 
育毛剤に関してのアンケート調査で一番多いのは「効果のある育毛剤を出してほしい。」という回答です。 皮脂が少ないがために髪の弱っている人がアルコールで頭皮をマッサージをすればどうなるかはお解りですね。 頭皮と髪を守っている皮脂をアルコールは頭皮と髪から油分をきれいに取り去り、 ますます脱毛に拍車がかかります。 合成シャンプー用のリンスは頭皮に幕を張り皮脂の分泌を妨げますし、 毒性も強いので使わないようにして下さい。
 
髪の毛が痛むとか髪の毛が抜けるなどの症状が出たら、 すぐにシャンプーのせいにしてしまいがちですが髪を悪くする原因はシャンプーだけではありません。 洗いすぎて髪が痛んだり脱毛が起こるのはシャンプーが悪いのではなく (合成シャンプーは別) 髪を輝くようなきれいな髪にしようとか清潔にしようと思う心が洗わせ悪化させるのです。 石けんシャンプーもただの洗浄剤で、髪に着いた汚れを落とすだけのもので薬ではありません。 「過ぎたるは猶及ばざるが如し」です。 いくら良い物でも度をこすと害になります。 ほどほど、腹八分目がいいのです。
 
髪の毛は髪の毛だけで単独に存在しているのではなく身体の組織の一部です。 身体や生活に何か変化が起きれば髪の毛にも何らかの影響があります。髪の毛は繊細です。 髪が痛んだり抜け始めたら、身体や生活に何か変化がないかを確かめて下さい。 「髪は血餘なり」と中国では言うそうです。 髪は血から作られ、血は食から造られます。いい加減な食事や血液の循環を悪くする生活は致命的です。 暴飲暴食や睡眠不足、心配事、仕事のことでトラブルなどの生活の変化はストレスを生みます。 ストレスは内蔵の働きを悪くし、血液の流れも悪くします。 血液の循環が悪くなると身体や髪にとって良くありません。 特に睡眠はストレスを断ち切るのに非常に有効なものですから睡眠が不足するとストレスは溜まる一方です。
 
「職業柄、夜働かなければならない人とか、好んで宵っぱりの生活をしている人たちは、 テキメンに髪の毛が痛んでいます。」 と徳富さんは書いておられます。 最近は夜遅くまでテレビを見るとかゲーム、インターネットなどをする人が増えています。 睡眠不足は髪に大敵です。 新しい髪を作るには血液が運んでくる栄養が必要になります。 でも、血行が悪くなると栄養が不足し新しい髪を作り出せません。 徳富さんは「頭皮が赤茶けたような色になっていたら危険信号です。」と言っておられます。 これは血液の循環が悪く頭皮が酸欠を起こしている状態だそうです。 この状態を「お血」と呼びます。その反対で元気な頭皮は青白い色をしているそうです。 ヒゲの濃い方はヒゲが生えているアゴのあたりの地肌が青々としています。 頭皮も同じで髪が元気な人の頭皮も青々しています。 そして不思議なことに手のひらの色と頭皮の色が同じだそうです。
 
内蔵が悪い人も要注意です。髪の毛は「腎の花」と呼ばれるくらい内蔵と深い関わりがあります。 徳富さんのお客さんで食欲がないとか胃が痛いなど胃に異常を訴えた人は、 しばらくして脱毛がはじまってくるそうです。 髪のトラブルは洗いすぎだけではありません。 髪に不安のある方は「超発毛育毛の法」をぜひお読み下さい。
 
エコロジカル・ヘルシーショップ三友 桧垣史郎
 
参考文献
「超発毛育毛の法」青春出版社
せっけんシャンプー快髪読本」三五館

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