− コラム No.30について(掲示板を読んで) − 

 
専門家さん(9/18 No..20448)の投稿で「アトピーの症状は善か悪か」に対しての反論を読ませていただきました。
小社の掲示板で専門家さん(お医者さん?) とアトピーなどのアレルギー疾患で治療をされていらっしゃる方々が、 病院などの治療の現場では面と向かって言えない本音を書いていただいて感謝しています。 こういう議論を医療関係の人と患者さんが掲示板でやりとりしてお互いの思いを理解できれば、 医療現場も良い方向に変わるような気がします。
 
今回、私の付けたタイトルの「善か」 ということがアトピー疾患で辛い思いをされている方々にとって腹立たしく思われたことと察します。 このことについては非常に悪い表現だったと反省しておりますとともに深くお詫びを申し上げます。
 
アトピーなどのアレルギー疾患になるよりはならない方が絶対にいいはずです。 しかし、私が「善」と表現したのは、例えば誰かが歩いているときに不幸にも何かにつまづいて転んだとします。 普通、転ぶ時には顔を地面にぶつけない様に手をつきます。 私の言いたかった「善」はこの手をつく行為のことです。 みなさんも多分、転ぶ時に手をつかないよりは手をついた方がいいのに決まっていると思います。 手をつかないと顔を地面にぶつけるために顔や頭を守れないので手をついて大事な顔や頭などを守るための行動です。 これは身体の自己防衛本能です。自分の身体を守ることは無意識の行動です。 この手をつく行為と同じことがアトピーの症状だと私は解釈しています。 身体を傷つける悪い物質を摂り込んだ身体はすべてを身体が処理しきれないために、 悪い物質を皮膚を通して体外に出そうとしてアトピーの症状が出ると私は解釈しています。 ただ、アトピーや喘息の症状は手をつくようなやさしいものではなく症状が相当、破壊的だという違いだけです。
 
医学をどれだけ勉強しましたか?
アトピーという言葉の定義が言えますか?
治療のガイドラインを知っていますか?
きちっと統計を取っていますか?
医者になるには大学6年間の専門教育が必要です。
全ての医者がいいとは限りませんが、多くの皮膚科医はアトピービジネスに困っています。
 
以上は専門家さんが書かれた事ですが、私は専門家さんに喧嘩を売ろうとする気はまったくありませんが、 以上の言葉は「素人は口を出すな」と言っているようで今の医療機関の傲慢さを象徴しているように思えてなりません。 専門家さんがある有名なレストランに食事をしに行ったとします。 注文したものを食べた時、あまりおいしくないと思ったのでシェフに「今日の料理はおいしくなかった。」 といったらシェフが
 
料理をどれだけ勉強しましたか?
料理という言葉の定義が言えますか?
料理のガイドラインを知っていますか?
きちっと統計を取っていますか?
シェフになるには料理学校と修行6年間の専門教育が必要です。
全てのシェフがいいとは限りませんが、多くのシェフは素人評論家に困っています。
 
と言われたらどんな気がしますか? もう二度とこんな思いあがったシェフのいるレストランには行きたくないと思うのではないでしょうか。 そんな傲慢なことを医療機関は当たり前のように言われています。 味などを評価されたり指摘されるから上達するのであって評価や指摘をされなかったらただの自惚れに終わってしまいます。 味などに関して文句を言うのはお金を出して料理を食べるのはシェフではなく注文をしたお客さんだからです。 病気になりお金を出して治療を受けるのは患者さんであってお医者さんではないのですから医療機関の方々も、 もう少し謙虚になって色々な人や患者さんからの意見などを聞かれて医療現場を変えていただきたいと思います。 そのためにインフォームド・コンセントがあるのですから。 知識、技術、経験などが豊富にあれば心に余裕が生まれますから一般の人の意見や患者さんの言い分なども聞けますが、 知識や技術、 経験などがあまりない人に限り権力などをひけらかし聞く耳を持たない人が多いのではないでしょうか。
 
専門家さんは「医学をどれだけ勉強しましたか?」や 「マスコミや営利追求の企業にだまされてはいけないと思います。」 などと書かれていますがこれも医療機関が正しくて民間療法が誤まりと言われているように聞こえます。
掲示板に「昨年でしたでしょうか、 間違ったアトピー治療の四割は医療機関で行われているという調査結果を新聞で読みました。」 こう書き込みをされた方がおられました。これは本当だと思います。
『アトピー性皮膚炎はこわくない』(三好基晴著・三一書房) に「ステロイド軟膏の説明書のなかで、効果効能のところを見ると、 『皮膚炎』とは書いてありますが、『アトピー性皮膚炎』という文字は書いてありません。 これはかゆみなど、皮膚炎の症状を一時的に抑える効果はあっても、 アトピー性皮膚炎を根本的に治す効果については、医学的にも認められていないということを示しています。 このことについて、厚生省薬務局安全課は、 『ステロイド軟膏は、皮膚炎の症状には効果が認められるが、 アレルギー性疾患であるアトピー性皮膚炎という病気そのものには効果が認められない』とはっきり表明しています。」 と書いてあります。
何年もステロイドを塗っているのに治らないという方が多いのも当たり前です。 ステロイドはアトピー性皮膚炎を治す効能がないのにステロイドを処方してアトピーを治療していると言うのですから、 どちらが騙しているのでしょうか?
 
ガンの早期発見は有効だからガン検診を受けなさいとよく医療機関や自治体などは言いますが
「『早期発見が有効』という証拠はどこにもない。むしろ内視鏡での感染や医療被曝による発ガンの方が問題だ。」 (『患者よ、がんと戦うな』近藤 誠著・文藝春秋・P.164)
「新聞や雑誌には『実際に、ガン検診のおかげで、非常に多くの方が命を救われております』(中略) がんの早期発見を勧める専門家の言葉があふれています。 しかし結論を先にいえば、これらの言葉は間違いです。 なぜならば、早期発見が有効という証拠がどこにもないからです。」 (『患者よ、がんと戦うな』近藤 誠著・文藝春秋・P.164)
「レントゲン撮影による発ガンも心配です。 (中略)日本では将来、毎年一万三千五百人ずつが、医療被ばくによる発ガンで死亡するという予測結果になります。 (中略)日本の医療被ばくは世界一多く、国民一人あたりの医療被ばくはイギリスの八倍にものぼっているからです。 計算して見ると、日本では毎年、広島や長崎に落とされた原爆の数発分にもあたる線量を、 医療の場で被ばくしていることになります。」(『患者よ、がんと戦うな』近藤 誠著・文藝春秋・P.175)
「米国がとっくに間接撮影装置の使用をとりやめた (間接撮影装置とはバスのような車にレントゲン撮影ができる装置を積んだ車、 被ばく量が直接撮影よりも3倍から10倍も多くなり危険率が高くなる割には撮影画質が直接撮影に比べ劣る)」 (『患者よ、がんと戦うな』近藤 誠著・文藝春秋・P.177)
と危険ばかりで効果がないものをいかにもいいように言って人々を騙してガン検診を受けさせようとしています。 「マスコミや営利追求の企業にだまされてはいけないと思います。」と書かれていますが、 この言葉は、そのまんま営利追求医療機関にお返しいたします。
平成12年9月23日に放送の「ザ・スクープ」で「なぜ続くのか医療事故・録音テープが告発するもの」 で元大学病院の医師が在籍していた病院で手術を受けたが医療ミスの疑いがあり今、裁判を継続中です。 その元大学病院医師が「患者不在の治療をしているにも関わらず反省がない。」 「事実を隠そうとする体質を医師も認めている。」「まちがい(医療ミス)は一杯ある。」 「医者は薬の副作用を全部、把握しきれていない。」などを話されていました。 これも専門家さんの言われる「みなさん、正しい知識を持ちましょう」はどちらが言う言葉でしょうか。
 
「ちなみに、ステロイドを適切に使った療法は世界的に認められています。」と専門家さんは書かれています。
『患者よ、がんと戦うな』(近藤 誠著・文藝春秋) には日本のガン治療は世界の常識とまったく逆をしていることが書かれています。
「欧米では15年以上も前に、ハルステッド手術は姿を消しました。 しかし、日本には、まだハルステッド手術をする外科医がおおぜいいて、 早期がんにもハルステッド手術をする有名病院もあるのです。 それは若い医師の練習のためか、外科医が血に飢えているためとしか考えられないのですが、 乳癌学会など専門家の集団に、自浄能力が欠けているのは残念です。 ハルステッド手術に自然の経過にまかせる以上のメリットがないことを知って、 ご自分でそうした外科医たちから逃れて下さい。」 (『患者よ、がんと戦うな』近藤 誠著・文藝春秋・P.108) 以上のように乳がんの治療で乳房から筋肉、 リンパ節までを切除するハルステッド手術と、 乳房切除のみで筋肉は切り取らない方法や乳房を残す乳房温存法と結果が同じだから欧米ではすたれた手術なのに、 日本では未だに行なわれているという現実があります。 だから「ステロイドを適切に使った療法は世界的に認められています。」という 「世界的」ということも到底、私には信じられません。
 
専門家さんは医学は正しく優秀で民間療法は誤まっているように言われています。 医学はそんなに正しく優秀なのでしょうか。 医学が本当に優れたものだとしたらガンやアトピー、 花粉症、喘息などの病気は減っているか完治させる治療法が確立されていなければなりません。 しかし、現状はまったく逆で患者と死亡者は増える一方です。 そしてアトピーやガンなどの病気を民間療法でも100%は治るとも言えませんが、 現代医療でも100%治せるともいえないのですから医療の方が正しくて優秀ということは言えないのではないでしょうか。
 
『患者よ、がんと戦うな』(近藤 誠著・文藝春秋) を読まれた方ならよくお分かりだと思いますが、 医学とはこんなデタラメをしているということを読んではじめて知りました。 近藤氏も文中に「治療という殺人が行なわれているのではないか。」と書かれています。
「手術や抗がん剤のために死亡したケースが裁判で争われる事がほとんどなかったのは、なぜでしょうか。 うがった見方かもしれませんが、私には、がんへの恐怖やダブーと関係していたように思われるのです。 なぜならば、がんへの恐怖があれば『がんは恐ろしい病気だから、 それを助けるためには、危険な手術や抗がん剤に挑むのもやむをえない』という、 医師のがわの言い訳がたつからです。がんへの恐怖を目一杯あおっておけば、 遺族ははじめから、がんだったんだから仕方がないと考えて、 医師に文句をつけるというアイデアさえ浮かばないかもしれません。」 (『患者よ、がんと戦うな』近藤 誠著・文藝春秋 P.96)
のようにアトピーはむつかしい病気だから患者さんがはじめから諦めていて、 患者さんからあまり文句を言われることはないので、 アトピーと分かればステロイドを処方するといった条件反射的な安易な治療ができるのではないでしょうか。 近藤さんの書かれた『患者よ、がんと戦うな』や 『それでもがん検診をうけますか』などを読めば今の医療はあまり受けたくないと思うようになります。 もしも、『患者よ、がんと戦うな』をまだ読まれていない方がおられましたら、ぜひとも一読をお薦めします。 山下惣一さんは著書『真土不二の探求』(創森社)の中で 「昔は『知らぬが仏だったが』今は『知らぬと仏になる』」と書かれています。
 
アトピーは治らない、というのはウソではないが、マスコミは表現の仕方で
難病に見せかけている。
体質、環境によるので、なにもしなくても症状が改善されたり悪化したりする。
ほっておいても、年齢と共に改善されることも多いです。皮膚科では、
悪化したときに薬を使って良い方向へコントロールするのです。
 
以上は専門家さんが書かれたものですが、アトピーは治るのか治らないのかどちらでしょうか。 この文章によるとアトピーは完治しないともとれる表現です。 この文ですとステロイドはアトピー性皮膚炎の症状をコントロールするだけのものであって、 完治させる薬ではないことを専門家さん自身が認めていることになります。 もともとステロイドにはアトピー性皮膚炎という病気そのものを治す効果はないのですから、 ステロイドを使えば、いかにも完治させられるような表現を医療現場は使わないでいただきたいと思います。
『暮らしの手帖』(平成12年10月・11月号) にも同じように金沢大学医学部の竹原和彦先生が分からないことを言っておられます。 「有ちゃんの主治医、竹原和彦先生は、79年に皮膚科医になりました。 アトピー性皮膚炎はきっちとしたトレーニングを受けた皮膚科医なら、 誰でも簡単に診断でき治療できる(ありふれた)病気でした。」 といかにも簡単に治るように言われ、そして同じページの後半には 「アトピー性皮膚炎は、遺伝的な体質が深く関わる、慢性で治りにくい湿疹です。 体質が関わるから、症状や治療の効果には個人差があり、明快にわりきることが難しい病気です。」 と今度はアトピーは難しい病気と言われています。同じ人が最初は簡単と言っておいて後半には難しいと言う。 本当にどちらが正しいのでしょうか。
 
化学物質がアトピーの原因ならこの竹原先生が言われていることに説明がつきます。 今より79年ころは化学物質の使用量は少なかったので日頃、 摂り込む化学物質の量が少なかったので、 身体が大きくなれば化学物質などに対しての許容量が増えますのでアトピーの症状が出なくなるのではないでしょうか。 しかし最近は年を追うごとに農薬や食品添加物、建材など化学物質の生産量、 使用量ともに増えて行き何にでも大量に使用されるようになりました。 だから、身体が大きくなっても化学物質の摂取量も比例して多くなりますので、 身体が大きくなり化学物質などに対しての許容量が増えても追いつかなくなりますので、 大人になっても治らないというようになります。そして薬も化学物質ですからますます深みにはまって行きます。
お医者さんや学者さんなどの言われるアトピーや花粉症の原因のダニや花粉などは、 化学物質の生産量のように劇的には増えてはいないはずです。 そして『暮らしの手帖』にはアトピーになってからの治療についてのことしか書かれていませんが、 今は生まれてくる子供の3人に1人はアトピーになるといわれていますが、 何故そのように増えたかは書いてありませんでした。これはダニやホコリ、花粉では説明がつきません。
「一種の聖域だった民間療法の分野に正当な医学が踏み込んだ、 きわめて画期的なことでした」と書いてありましたが、ここにも「正当な医学」と書いてありますが、 何を根拠に「正当」という言葉を使うのでしょうか。 正当といわれるなら専門家さんや皮膚科医の方のお子さんがアトピーになった場合、 ご自分は迷わずにステロイドを処方されるのでしょうか?
 
『患者よ、がんと戦うな』で近藤氏も民間療法とマスコミについて書かれています。 民間療法(非証明医療) のほとんどは科学的根拠がないのと高額な治療費がかかり治療者の負担が大きいことが問題と言われています。 私もこれには同感です。 しかし、自然療法の科学的根拠はありませんが昔から伝わっている民間療法で多くの先人が経験的に見出した療法です。 だから治療経験をされた方も沢山おられますし今も人から人へ口コミで言い伝えられています。 身の回りにある自然のものを使用しますので高額な治療費はかかりません。むしろタダでできます。 だから近藤氏の言われている民間療法とは少し違います。 医学が普及していない時代には、ほとんどの人が自然療法をしていましたし、 野生の動物は病気をすれば断食や土療法をしています。
 
私は農薬や食品添加物、化粧品、合成洗剤、車の排気ガス、ダイオキシン、薬などの化学物質がガンや喘息、 花粉症やアトピーなどの原因を作っていると思っています。誘因物質であるダニやホコリ、 花粉などをいくら排除しても原因物質である公害物質の化学物質を取り除かないといつまでも良くなりません。 それには自然食や砂療法などの自然療法(民間療法)をされるのが一番いいと私は思っています。 特に玄米はフィチン酸などを含有していますので公害物質 (食品の中ではダイオキシンの排出力は一番高いことが研究で解明されています。) を体外に出す働きをしますので非常に有効な食品だと思います。 カネミ油症事件の時に玄米を食べていた人はカネミ油を食べても身体に吹き出物などの異常は出なかったそうです。 長崎に原爆が落とされた時に「是真会」 という病院で職員と患者さん全員が玄米食をしていましたので、 原爆で被ばくしたにも関わらず放射能による障害がでなかったそうです。これは記録に残っているそうです。
 
『家庭でできる自然療法』(東城百合子著・あなたと健康社・P.21) に「玄米を例にとって申し上げますと、玄米の中にはイノシトールという成分があります。 これは肝臓を強めて老廃物を体外に排泄する大切な役目をしてくれます。 またフィチン酸という成分は、ストロンチウムと結合して体内に吸収することなく外に出してしまう性質があります。 このストロンチウムというのは放射能の中に含まれている成分で、 原子爆弾の死の灰の物質なのです。ストロンチウムだけでなく、公害物質なども流す働きが強く、 ことに梅干と共にたべますと、 梅干のクエン酸やアミグダリンという特殊成分の働きも加わって公害物質を身体の中に残さないで排泄する働きがあるのです。 またガンマーオリザノールという成分がありますが、 これは神経の働きを強め、ことに自律神経の調整には非常に大切な成分です。 これによって自律神経がよく働きますから内蔵の働きも強められ、新陳代謝も盛んになります。」
と玄米がこのように紹介されています。 この玄米食も自然療法の一つです。
 
今回、専門家さんのおかげで掲示板に色々なことをみなさんが書き込まれて色々なことが分かりました。 こういう発言が医療現場に反映したら医療現場はもっと良くなるように思います。 インフォームド・コンセントと言っておきながら、医療を勉強していないというだけで患者さんや一般の人達 (患者になりうる人達) は医療に対して提言など何も言えないならば、 医療現場はお医者さん達にとって都合のいい一方的な治療の現場になってしまいます。 「患者不在の治療をしているにも関わらず反省がない。」 そんな医療現場の病院には行きたくなくなると思います。 医療現場自身が患者さんを民間療法などに追いこんでいるように私には思えます。
 
エコロジカル・ヘルシーショップ三友 桧垣史郎
参考文献
『家庭でできる自然療法』 東城百合子著・あなたと健康社
『あなたと健康・特集号』 東城百合子発行・あなたと健康社
『患者よ、がんと戦うな』 近藤 誠著・文藝春秋
『玄米スープ健康法』   河村通夫著・小学館
『暮らしの手帖』平成12年10月・11月号

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