−  「15020 非常に誤解と偏見があると思われ、企業の姿勢に疑問を持ちます。
眼科医ではない医師 2003/01/09 00:52」について − 

 
先ず最初に書かせていただきます。眼科医ではない医師さんは私にはやってはいけないという事をご自身もや られていることに気づかれていないようです。眼科医ではない医師さんの言われていることにも誤解と偏見が ありますので少々意見を言わせていただきます。

★「憶測でいたずらに仮想の恐怖をもってして利益を与えることは、消費者にとって不利益であるというのは 事実だと思います。」
●消費者にとって良いことばかりを誇張して悪いことは隠し商品を販売することも消費者にとって不利益にな ります。
「他の公務員の業者との癒着を挙げて、誠意をもってBSEの知識を普及啓発しようとしている獣医さんを同列に 扱うのは失礼ですし、不自然です。」私も獣医さんが業者と癒着があるとは思いませんが、眼科医ではない医 師さんはこの獣医さんのことを調べて業者との癒着がないことを確認しての発言でしょうか?憶測でものを言 うなといわれていますがご自身はどうでしょうか?
以下はこの度、問題となった某保健所獣医師さんからのメールです。
「『 BSEは全頭検査でほぼ100%防げるのです。ヒトへの被害も全頭検査以降は0%に限りなく近く なっています。』と、この『ほぼ』の部分をどう解釈するのかは個人の自由ですので食べるか食べないかは個 人にお任せします。何度も申し上げている『消費者の選択の自由』です。」
(某 保健所獣医からのメールを引用)

そして、完全に安全ではない理由が下記のとおりです。

「『完全とは言えない』これには前のメールの通り同意いたします。
しかし、逆に完全に安全が担保されているものなどあるでしょうか?
・家の中にいて、直下型地震が起こったり、隣家のガス爆発に巻き込まれたり
・トラックやジェット機が突っ込んで来ないという保障はありません。
・外を歩いていて、車の事故に巻き込まれる危険性はつきものです。
・車を運転していて、安全運転していてもエンジントラブルが発生しないとは限りません。
・菜食主義を通しても、病気にかからない保障はありません。
・でも、家の中でテレビを見ていてもいいし、気分転換に散歩に行ってもいい。
・紅葉を見にドライブしてもいいし、ドライブインで何を注文してもいいのです。
あくまで100%の安全を求める人を『ゼロリスク症候群』と称します。
しかし、100%でなければ、全てダメというのでは、社会は動かないと思います。」
「呼称の件については、やはり生産者から小売店や飲食店まで食肉関係業者の方々への影響を考えると、同じ お願いをしたいと思います。
私は現場で直接食品業者の方々と接する仕事をしております。その中で、業者さん達がどれほど狂牛病の風評 被害に苦しめられたかを目の当たりにして見てきました。」


(某 保健所獣医からのメールを引用)

この獣医さんは業者のことは心配しても消費者のことは心配されておられません。業者の方々の苦しみ(これ は肉骨粉に対する国の対応の甘さが招きました)は分かりますが、消費者のショックも相当のものがあったため 不買という行動をとったのだと思います。確かに業者の生活のことを考えるとつらさは分かります。しかし、 保健所の職員は県民や市民への奉仕者です。そのため保健所が一番懸念しなければならないのは業者の経営支 援ではなく市民の安全と健康を守ることだと思います。「公害犯罪大国 日本保健所の死角 国民の健康と国 家の戦略 死角からの悲鳴:化学汚染に苦悶する一患者の記録」 (http://www.geocities.co.jp/NatureLand/6578/Nis-pic1.htm)というホームページがあります。このホーム ページは塩化硫黄を製造する工場の近くに住んでいる方が作成されたものです。塩化硫黄とは、実戦で使われ た毒ガス・イペリット(マスタード・ガス)の前段階の化学物質です。その工場から出る悪臭や蒸気で体調を 崩されたため調査などを保健所に依頼したが市民のためには動いてくれないことが分かり保健所は企業の味方 で市民の味方ではないことを訴えられています。そしてこのように言われています。「そして水俣病のように、 表面に出て45年余り経っても、いまだに国や県の責任を否定し続ける無責任行政が、構造改革の美名のもと に堂々と存在しています。」このホームページを見られたらすべての保健所が国民や消費者の味方ではないこ とが分かります。

眼科医ではない医師さんにお聞きします。もしも、血友病患者さんに血液製剤をうつ時に「この血液製剤には エイズウイルスが混入している恐れがあります。ほぼ100%安全だとは思 いますが完全ではありません。○○病院に行けば100%安全なものがあります。どうしますか?」と聞かれたら あなたならどうしますか?私だったら打ちません。
でも、私の狂牛病(BSE・牛海綿状脳症)に関するコラムに反発されている眼科医ではない医師さんやその他 の人達は打たれるのでしょうね。
選択の自由とは、ある若者が山から下って来ました。しかし、道が二つに分かれていました。どちらに行って 良いか分かりません。そこに地元の人がやって来ましたので若者が聞きました。「どちらに行けば安全に下り られますか?」、地元の人は答えました。「どちらに行っても下りられますが、右の道は険しくて少し危険が ありますが早く下りられます。左の道は緩やかで安全ですが右の道よりも倍の時間がかかります。どちらに行 こうがあなたの自由です。」と言うのが選択の自由です。手術などの治療も同じです。「この治療は少々危険 で副作用などが出る恐れがありますが治る確率も高く安く治ります。しかし、こちらの治療法は安全ですが治 るのにすごく時間がかかり治療費が前のものよりも3倍かかります。どちらにするかは患者(私はこの患者の 患の字が嫌いです。治療される人の心を串刺しにして治療される人の意志を封じているからです)さんの自由 です。」某保健所獣医さんも言われているように消費者の選択の自由とは上記のように患者(消費者)にとっ て良い情報、悪い情報、両方を知らせて、それを個人の責任において選択できることです。しかし、この度の 狂牛病(BSE・牛海綿状脳症)に関しては国は一方的に安全の情報しか流していません。某保健所獣医さんの いわれる「ほぼ」というような表現は国の流す情報にはありませんでした。これでもしも 人にBSE感染者が出た場合いつものとおり国は某保健所獣医さんのいわれるような 「逆に完全に安全が担保されているものなどあるでしょうか?」 というような理由をあげて責任をとらないように思います。もしも、 仮に国が責任をとったとしてもBSEに感染した人は死を免れませんから国も責任を本当はとりようがないのが 事実です。業者の方々は経営的に厳しいかもしれませんが自殺をしない限り死ぬことはありません。しかし感 染者は100%死にます。「『完全とは言えない』これには前のメールの通り同意いたします。」 と某保健所獣医さんも言われているとおり100%安全が保証されていないため死ぬかもしれないというリスクを 犯してまで業者や国のために牛肉などの食品を消費者が食べなくてはならない理由などどこにもないように思 えます。眼科医ではない医師さんは牛肉や牛乳は安全という立場に立っておられますが、もしも、人に感染者 が出た場合どのような責任をとられるおつもりですか?ぜひお聞きしたいと思います。そしてこのような考え 方をする私(小社)を選ぶも選ばないのも皆さん(お客様)の選択の自由です。

★「医師の中に防腐剤の悪影響を喧伝する医師と、前のレスのように「気にしないならいいよ」と指導する医 師がいます」
●同じ医師同士でも意見の相違があるのですから生産者の立場に立った人と消費者の立場に立った人とでは当 然、意見の食い違いがあって当たり前です。眼科医ではない医師さんは「憶測でいたずらに仮想の恐怖をもっ てして利益を与えることは、消費者にとって不利益であるというのは事実だと思います。」といわれました。 「目薬の防腐剤については、長期的に使用した場合の瞳への影響が懸念されていますが、現状ではあくまで 『懸念』にとどまり確定していません。」と目薬の防腐剤の毒性は懸念にとどまり確定していないと言われて いるということは憶測で毒性の悪作用を言われていることになります。これは私が「狂牛病(BSE・牛海綿状脳 症)の検査は完全ではない」と推測や憶測でいっているのと同じことです。 「BSEは全頭検査でほぼ100%防げるのです。」と、某市保健所の獣 医師の方が「ほぼ100%」と言われています。そこで私は消費者の 立場で「ほぼ」とは100%絶対ではないのですから「疑わしきは使 用せず」の予防の原則から「食べない方がいいですよ。」と言っているだけです。だから私は眼科医ではない 医師さんと同じ事をしているのですが眼科医ではない医師さんは自分の言っていることは正しいがあんたの言 っていることは間違いだと断定されています。「自分の言うことはすべて正しいから憶測で言うのはいいが他 の者はするな。」といっているのと同じことです。私はこのような傲慢さが一番いやなのです。

★「それぞれの医師の情報量と論文の解釈によるほか「だから防腐剤が入っていない目薬を処方するのでそれ を使いなさい」という展開になる医師もいます。」
●狂牛病(BSE・牛海綿状脳症)に関して私の方が眼科医ではない医師さんよりも情報量が多かっため 牛肉や牛乳は安全ではないとするコラムを書いたのかもしれません。それにしても情報量や論文の解釈の違い で処方する薬や治療の仕方がまちまちだと論文がいくら正しくても正しい治療ができないということもあるの ではないでしょうか。命に関わることですので徹底していただきたいと思います。このようなことがまかり通っ ているから今の医療も安心できないのです。

★「BSEについては牛乳からも牛肉からも感染性は確認されていません。言うまでもなく、牛や反芻獣はヒト よりも『種の壁』が低いため、BSE が伝達しやすいのですが、牛に経口的にBSE罹患牛の肉を含む飼料を与え ても、与えなくてもBSEの発症に差がありません。」
●人へは種の壁が高いため感染しづらく狂牛病(牛海綿状脳症、BSE)の肉を食べてもvCJDが発生する頻度は、 イギリスでも人口100万人当たり年間0.2〜0.4人位ですから感染することはほとんどないに等しいかもしれませ ん。だからといって絶対に安全とはいえません。でも眼科医ではない医師さんは安全といわれます。そんなに 安全ならば何故イギリスではvCJDでの死亡者がでたのでしょうか?そして日本でも感染牛が発見された時に大 騒ぎをしなくてもよかったのではないでしょうか。どうも私には眼科医ではない医師さんの言われていること が分かりません。
肉は国産牛だけではありません。輸入牛肉もあります。輸入牛肉で一番安全なのがオーストラリア産です。 EUの科学的評価でオーストラリアは最も発生しにくい国とされています。しかしアメリカ産は危険度が高いよ うです。「アメリカの場合は、すでにBSEの病原体が国内に入り込んでいて、しかも対策が十分でないことが 露見している。死亡牛の検査が不十分なので、見つかっていないだけの可能性もある。しかも、鹿やヘラジカ にBSEと同じ病気が広がっているのに、対策はあまり進んでいない。」(『食べるな、危険!』 日本子孫基金 ・講談社・P.18)輸入する牛肉の60%はアメリカ産です。そのため、日本のスーパーにはアメリカ産の牛肉はた くさん並んでいます。ちなみに日本子孫基金は私とは違い国産牛肉は安全という立場をとっています。

★「生後6ヶ月間BSE罹患母牛の乳のみを飲み続けました。しかし、健康母牛群とBSE罹患牛の子牛の間に統計 的に差が認められなかった」
●生後6ヶ月くらいでBSEに罹患していることが判別できるものでしょうか?

★「牛に経口的にBSE罹患牛の肉を含む飼料を与えても、与えなくてもBSEの発症に差がありません。」
●「牛に経口的にBSE罹患牛の肉を含む飼料を与えても、与えなくてもBSEの発症はありませんでした。」と言 われるのなら分かるのですが、「与えても、与えなくてもBSEの発症に差がありません。」では、BSEに罹患し ていない「健康な牛の肉を与えても発症した」ということです。これでは私の訴えていることよりも、もっと 危険性があることになります。これではすべての牛肉が食べられなくなります。「これらはOIE(国際獣疫事 務局)の公式見解です。」といわれているのですから本当に危険なのかもしれません。
国際獣疫事務局アジア太平洋地域事務所特別顧問 小澤義博氏が出された資料によりますと、BSEに汚染された 飼料を牛に経口投与した場合2〜8年で感染したということになっています。この資料が示すように汚染した肉 は発症するということです。

★「また、血液および牛乳が安全であるとされる根拠に、BSE罹患母牛から生まれた子牛と健康母牛から生まれ た子牛との間にBSE発症率を観察した研究から分かります。ご存じのように、母胎内で胎盤を介して子牛はBSE 罹患母牛と血液交換をしています。さらに、生後6ヶ月間BSE罹患母牛の乳のみを飲み続けました。しかし、 健康母牛群とBSE罹患牛の子牛の間に統計的に差が認められなかった…というより差が無い(+1)ことから血 液や牛乳が感染因子ではないことが分かります。これらはOIE(国際獣疫事務局)の公式見解です。」
●どのように差がないのか書いてありません。どのように差がないのでしょうか?日本赤十字血液センターは 狂牛病(牛海綿状脳症、BSE)発生国に6ヶ月以上滞在していた人の献血を受け付けていません。理由は個人々 としての発症率は少ないかもしれないのですが日本全国の献血者の人数では確率が高くなりリスクを無視でき ないためです。日本赤十字社も私と同じ考えのようです。だから血液も完全に安全とはいえません。アメリカ も日本と同じ理由で献血をしていません。ちなみに日本赤十字血液センターのホームページにも「狂牛病(BS E)」と表記してあります。
イギリスの食料科学技術庁が1989年から7年間、BSEに罹患している牛から生まれた315頭と、健康な牛から生ま れた315頭を飼って実験をした結果があります。実験開始から7年目に残っている550頭の脳を調べた結果、BSE 罹患母牛から生まれた牛は正常な牛から生まれたものよりも10%多く狂牛病(BSE・牛海綿状脳症)になってい たそうです。OIE(国際獣疫事務局)の公式見解とはかなり違いますね。

★「これらはOIE(国際獣疫事務局)の公式見解です。」
●「実験条件によってかなり異なるデーターが出ることも珍しくありません。」とご自身もいわれているよう に実験条件により結果は色々変わります。自然農法で世界的に有名な福岡正信氏は横浜税関の植物検査課や高 知県の農事試験場で科学農法を指導されていた科学者です。その福岡氏が「利口な学者とか、成績を上げた研 究者というのは、そういう成績が出るような試験の仕方をするのが上手な人なんです。」(『わら一本の革命』 福岡正信著・春秋社・P.85)と言われています。「事実は小説より奇なり」といいます。宇宙や地球、自然や動 物・人間は神秘です。分かってないことの方が多い。何が起こるかわかりません。BSEもその一つだと思います 。だからちょっと試験をしたからとその通りになるとは限りません。食品添加物なども安全とされていたもの が後で発ガン性があったとして使用が禁止されるということはよくあることです。
2002年6月22日に日本消費者連盟のシンポジウムで国際獣疫事務局アジア太平洋地域事務所特別顧問 小澤義博 氏が『世界から見た日本のBSE対策の問題点』と題する講演をされています。「何を食べたら安全かということ ですが、日本では脳と目と脊髄と回腸の末端部の四つを危険部位として扱っていますが、実はこれらを完全に 取るのは大変難しいことなのです。問題はこの脊髄とその他の神経節と回腸です。ヨーロッパでは、回腸だけ でなく全部の腸が禁止されています。その周りにある腸間膜も全部禁止です。皆さんも、腸は食べないで下さ い。日本も禁止すべきだと思います。」(日本消費者リポート 2002年7月27日 第1194号)その他にもヒレ肉 の上についている脂肪は危険、TボーンステーキはEUでは禁止などかなり危ないようですが日本ではヨーロッ パに比べてかなり甘いようです。同じOIE(国際獣疫事務局)でも眼科医ではない医師さんの出された資料と 私の出した資料でもこれほど違います。本当に安全か危険かは分かりません。だから、予防の原則で「疑わし きは使用せず」で私は訴えているだけです。

★「ちなみに保健所は厚生労働省の管轄で、医師が所長です。農水省管轄の部署と違い、牛肉の業者さんを擁 護する必要があるとは思えませんが、他の公務員の業者との癒着を挙げて、誠意をもってBSEの知識を普及啓発 しようとしている獣医さんを同列に扱うのは失礼ですし、不自然です。」
●肉の業者を含むスーパーや飲食店などに業者の所在地を管轄する保健所が、衛生管理などを検査するため に立ち入り調査をします。小社が商品を卸している商店街も保健所から衛生指導を受けています。そして 毎年、反省会という名目で宴会を開き保健所の職員を招待するということを実際に聞きました。
雪印食品の輸入牛肉偽装問題の時に西宮冷蔵に食品衛生法に基づいて保健所が立ち入り調査を行っています。 この西宮冷蔵も伝票の改ざんなどで営業停止を受けています。その後、雪印以外の荷主が出て行き倒産しました。 行政は告発者の西宮冷蔵に、「大手に逆らうとこの様になる」という業者を守るための見せしめをしたのだと 思います。(東電の原発事件の時にも同じ事が起こりました。)日本には内部告発者を守る法律はありません。 海外では内部告発者を守る法律があります。内部告発者を守る法律がないということは国は消費者を守らない で企業を守っているということです。この度も保健所は業者に有利になるようにしています。狂牛病(牛海綿 状脳症・BSE)で責任をとって退職した熊沢次官が天下った日本食肉協議会という公益法人は事業など仕事は何 一つしていませんが登記上200億円という資産があります。この資産は食肉業界が会費として献金したお金で す。そのお金が天下り役員の給与になっています。公が民を何故守らなければならないかはこのことでもわか ります。公務員が民間へ天下ることはよくあることです。そのためには民間を公が守る必要があります。医療 業界にはそのような事はないと願っています。

★「牛乳・牛肉をここまで悪者扱いするのには何らかの理由があるのかな?と疑りたくもなります。」
●たしかに私は牛乳や食肉を悪者扱いにしているかもしれません。しかし、牛乳や肉を摂ることで健康になれ るかのような教育がされていることや牛乳を飲まなければ骨粗鬆症なるなど健康に不安を持つように仕向ける のがいやなのです。日本は結腸ガンでの死亡率がアメリカを抜きました。このことは動物性タンパク質の摂り すぎによるものです。眼科医ではない医師さんはよくご存知だと思いますが、アメリカガン研究財団と世界ガ ン研究基金では、赤肉(牛・豚・羊)の摂取量を1日平均80グラム以下にすること。動物性たんぱく質は鳥や 魚の肉の方が望ましいとしています。アメリカの食事目標の『マクガバン・レポート』でも肉、卵、乳製品、 砂糖を減らすように勧告しています。フードピラミッドというものがありますが、フードピラミッドはどのよ うな食品をどのくらいとることがいいのかを示す図表です。穀物、野菜、果物についで摂取量が一番少ないの が魚介類、肉と乳製品です。しかし、今市販されているお弁当を見るとわかるようにフードピラミッドとはま ったく逆になっています。今の日本の食生活、特に若者の食生活は肉や牛乳の摂取量が多く野菜、お米などの 穀物の摂取量が少なくなっています。これでは健康を害します。しかし、肉は必要だの牛乳を飲まなければ骨 粗鬆症になるなどの報道とかがあまりにも多く、消費者はそれを信じて牛乳などを多く飲んでいます。学校給食 は低学年も高学年も牛乳の量は同じです。体の大きさが違えば食事の量も違ってきます。だから、牛乳が多け れば低学年はご飯やおかずが食べられなくなります。ご飯やおかずよりもそれほど牛乳は重要な食品なのでし ょうか。
下記に、あるホームページの記事を紹介します。しかし、発信元は記載しません。理由は眼科医ではない医師 さんが小社に、この度送られましたメールのようなものを送る人がいると嫌なためです。

「国の農業政策も問題です。酪農家の生活は大変で、労働時間は年間、男3200時間、時給105 0円、女2600時間、時給650円程度にしかなりません。十勝では、7000世帯の酪農家に300人し か後継者がいないという実態です。国の農業政策に酪農家は大きな怒りを持っています。また、消費者の 『高乳脂肪志向』も問題です。『乳脂肪が高い=おいしい』と誤解していますが、きちんと牧場に放牧して牧 草を食べさせた乳牛からは、高乳脂肪の牛乳はとれません。高乳脂肪の牛乳というのは、人間でいえば、 『成人病にかかって、高血圧、高脂肪になった不健康な血液』みたいなもので、病気の牛の乳をありがたがっ て飲んでいるのです。(肉も同様です。霜降り肉は、脂肪でブヨブヨになったデブの肉です。松坂牛の内臓は 病気だらけで、モツには使えず、捨てられているそうです)
 搾乳量を増やし、高乳脂肪にするために、牛は草を食べられずに、動物性脂肪の多い配合飼料を与えられ、 狭い牛舎の中で運動もせずに、太らされます。牛乳パックの表面に、よく牧場の絵が印刷されていますが、実 際に放牧している牛はごく一部です。質にこだわる酪農家は、儲けることができません。また、良質の牛乳を 生産しても、産地直送でもしないかぎり、工場で他の牛乳と混ぜられてしまいます。本来なら、10年以上生 きられる牛が、4〜5年で死んでいます。皆、病気なのです。
(あるホームページより)

このように不健康な牛の肉や牛乳を飲んで人間が本当に健康になれるのでしょうか?普通に市販されている牛 乳よりは少しは高いけれど乳牛を適正な数だけ放牧して草だけを食べて育った牛から採れた牛乳を低温殺菌処 理した安全なものを嗜好品として飲むことについては何一つ反対はしません。そうすれば乳牛も酪農家も 消費者もすべてが幸せになれます。しかし、日本では乳業メーカーにとっては有利かも知れませんが安 全性には疑問がある超高温殺菌牛乳が市場の大半を占めていてることで消費者として不安ですし、酪農家も 安い賃金で長時間労働をさせられています。本来なら10年以上生きられる牛が4〜5年で死ぬくらい体を壊 す高脂肪飼料を与えられ大量の乳を搾られ寿命を縮めています。これは一種の動物虐待です。企業さえ良けれ ばいいのでしょうか?人間は食物連鎖の頂点です。牛などが病むと人間も病んできます。
もう一つの理由は1kgの肉を生産するのに7kgの穀物を必要とすることです。穀物を人間が直接食べれば効率が 良くなり飢餓で苦しんでいる人々にも穀物が行き渡るようになること。「『牛乳を半分に減らそう!』という キャンペーンがある。『ビヨンド・ビーフ』と名付けられたこの市民運動は、全米に拡がっている。つまり、 世界に約15億頭もいる牛が、草を食べ、土を踏み荒らし、排泄物で水を汚し…と、肉食による健康被害だけで はなく、環境破壊の元凶だと告発しているのだ。さらに放牧による熱帯雨林破壊、排泄物などから発生するメ タンガスなどで地球温暖化を加速している。なにしろ世界の牛消費を50%に下げるだけで、CO2は20%以上削減 でき、温暖化問題は解決してしまうのだ。」(『早く肉をやめないか?』船瀬俊介 著・三語館・P.21)このよ うに牛乳や牛肉を食べないことで地球環境も守れることです。

日本では今、牛乳、牛肉を食べなければ生きて行けないという食環境にはないはずです。他にもたくさん食べ るものがあるのにわざわざ安全性のハッキリしていないものを食べる必要もないと思います。
国が流す牛乳と牛肉の情報は安全のオンパレードです。しかし、この状況で人に感染者が出た時には業者への 影響は決定的になると思います。そうならないためにも消費者には肉の業界に不利なことも明らかにしておく ことが牛乳や牛肉の業界を守るためになると思います。
狂牛病(牛海綿状脳症・BSE)の次には家畜の飼料に使われている遺伝子組み換えでの問題が起こってくるので はないでしょうか。



エコロジカル・ヘルシーショップ三友 桧垣史郎
2003年1月
 
 
 
引用・参考文献
『食べるな、危険!』 日本子孫基金・講談社
『わら一本の革命』福岡正信 著・春秋社
日本消費者リポート 2002年7月27日 第1194号
『早く肉をやめないか?』船瀬俊介 著・三語館

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