− インフルエンザワクチン接種を国は勧めていません − 

 
インフルエンザのワクチンはインフルエンザに罹患するのを防げると思われ、今年もインフルエンザワクチ ンの任意接種(65歳以下)を受けられた方も多いと思います。しかし、2004年2月7日付の日本消費者連盟の 『消費者リポート』にインフルエンザワクチン予防接種に関する記事がありました。内容は、2003年12月17 日に日本消費者連盟とワクチントーク全国が厚生労働大臣宛に提出した公開質問状に対して口頭で回答が 行われたことについてです。その一部を紹介します。

Q:任意接種の副作用も、接種医が認めない例が多いが、医薬品医療機器総合機構法の救済の対象となること、 接種医が救済に協力すべきむね通知を出すべきでは?
A:同法の救済対象について特に知らせるということは、国として接種を勧めること になるのでできない。

Q:インフルエンザワクチンが足りないという報道がされているが、そもそも厚労省が必要性に疑問がある方 への接種を勧めていることが原因。接種対象外の子どもや成人への接種について、厚労省としての見解を明 確にすべきでは?
A:厚労省としては、予防接種法で決めている高齢者以外、特に乳幼児については、 エビデンス(医学上の根拠)として確立していないのでお勧めできるものではない。 (中略)予防接種も医師の裁量行為、インフォームドコンセントに基づいて行われるべきもので 最終的には自己責任。国に期待はしないでほしい。
(『消費者リポート・第1249号』2004年2月7日・日本消費者連盟)


以上のように、昨年(2003年)の12月の時点で、国は65才以下の人にはインフルエンザワクチン接種をエビデン ス(医学上の根拠・科学的根拠)が無いので勧めていないそうです。実は、2002年12月5日にも結核感染症課 の井内努専門官が「高齢者への接種については、エビデンス(医学上の根拠)があるから、予防接種法で一段 上の保護を与えて実施しているが、高齢者以外には勧めていない」とインフルエンザワクチンを65歳以下の人 へは勧めていないことを明言しています。(『消費者リポート・第1211号』2003年1月17日・日本消費者連盟) 私は見ていませんが、どこかのテレビ番組に大学病院の教授が出て、昨年(2003年)のインフルエンザワクチンが 有効だったというデーターを示して説明されていたそうです。国がエビデンスが確立していなく、勧めていな いというものを、あたかも有効だというデーターを出して国民を騙し、接種を勧める行為は詐欺です。ワクチ ンが足りないという報道がなされた時にも国や医療機関は「インフルエンザワクチンが有効という科学的証拠 は無いので接種はしなくても大丈夫」ということをマスコミを通じて国民に知らせるなり、ワクチン接種に来 た人たちに直接、医師から知らせるくらいのことをすればいいのに、そのようなことは全くありませんでした。 ただ、ワクチンが足りないと医療機関から悲痛な訴えばかりが報道されていました。

今年度(2004年)、サーズ(SARS)患者はインフルエンザと症状が似ており、病院で門前払いになる可能性が あるためワクチンを接種してインフルエンザを予防した方がいいように報道されてました。このような報道が された上に、ワクチンが足りないと悲痛な訴えがとり上げられれば、ワクチンを接種していない人たちは不安にな ります。このように国民の恐怖心を煽ることばかり国や医療機関はしていました。国は「高齢者以外、特に乳 幼児については、エビデンス(医学上の根拠)として確立していないのでお勧めできるものではない。」と言 っているのに公立の病院や市町村の保健センターなどはインフルエンザワクチンは有効だとして任意接種者に も接種を勧めています。例えば、ある町の保健センターのホームページに「予防接種を受けておくと、かから ないで済むか、たとえインフルエンザにかかったとしても軽い症状で済みます。」や、ある公立病院のホーム ページには「インフルエンザにかからないためにはどうすればいいのですか?」という質問に対して「予防の 基本は、流行前に予防接種を受けること」と書かれています。そして、ある精神神経センターという病院のホ ームページでも「インフルエンザを予防するもっとも重要な方策はワクチン接種になります」と、インフルエ ンザワクチンの有効性が書かれています。国はもっと病院や都道府県にワクチンの無効性を徹底すべきだと思 います。
それにしても、サーズ(SARS)の症状と似ていて病院で門前払いになるからインフルエンザワクチンで予 防した方がいいように言っていましたが、実際に今期、インフルエンザ様(よう)の症状が出た患者を門前払いをした 病院があるのでしょうか?実際にインフルエンザではないかと思われる患者さんにサーズ(SARS)ではないか と疑って検査した病院はあるのでしょうか?そして、今年のインフルエンザ流行期にサーズ(SARS)のことは、 まったく報道されなかったように記憶しています。このサーズ(SARS)騒ぎも単に接種率を上げるための国や 医療機関の策略だったのではないかと思わざる得ません。

国は65歳以上の高齢者へのワクチン接種を、高齢者のインフルエンザによる死亡を防ぐ効果があるとして2001年 10月に予防接種法を改正して税金を使い、予防接種を再開しました。その有効だとされる65歳以上の高齢者は 2003年度に2,431万人います。しかし、2003年度のインフルエンザワクチンの製造量が1,480万本で、65歳以上 の高齢者全員に接種するだけのワクチンの数すらないのですから、65歳以下の任意接種者へのワクチンは元々 不足していたのです。それをワクチンが足らないなどと訴える医療機関にも問題があると思います。
2003年度には1500万人くらいの人がワクチン接種を受けましたが、10年前にはたったの数万人以下の人しか接 種していませんでした。それでもインフルエンザの大流行というものはありませんでした。ワクチンを接種し ても、接種しなくても同じだということが以上のことでも証明されています。過去を見ればすべて答えが出て います。インフルエンザもただのかぜです。あまり国や医療機関、マスコミのいうことに惑わされないように して下さい。

今年も副作用で苦しむ人たちが出ていますが、救済されない例があるようです。以下に一部を引用します。

「世田谷区在住のAさん(57歳)は、03年11月19日15時頃、介護をしている98歳の母親の主治医から、『母親が インフルエンザに罹ると大変だから、あなたがワクチンを接種してうつさないようにしなさい』と予防接種を 強く勧められ、ワクチン『北研260-4』を接種されました。ところが、12時間後、発疹、悪寒を感じ、救急車 を呼んでいる間に呼吸困難に陥り、救急車で病院に搬送されました。翌日採血され1万円余りの支払いをして 帰宅したものの、現在に至るまで、背中の痛み、血圧の上昇、集中力を欠くなどの自律神経失調症様(よう)の症状に 悩まされています。Aさんは、母親宛に来た『高齢者インフルエンザ予防接種のお知らせ』の『問い合わせ先』 である世田谷区世田谷保健所健康推進課に電話で相談しましたが、副作用報告の手順などの説明は一切なく、 何の救済も受けられずにいます。」
(『消費者リポート・第1249号』2004年2月7日・日本消費者連盟)


国や医療機関、自治体は広報などでワクチン接種を勧めたりしていますが、上記の救済されない例のようにいざ副作用が出ると まったく取り合わない。「私は薬に殺される」(幻冬舎)の著者、福田実氏も「医者は副作用が出た途端に知 らん顔だ。」と言っておられます。インフルエンザやかぜに限らず、他の病気でも薬を使うことは副作用など の危険を伴うということを知っておいて下さい。作用があるということは必ず反作用があります。慶応大学講 師の近藤誠氏は『成人病の真実』(近藤誠著・文芸春秋 P.121)で「インフルエンザ脳症 は薬害だった」と書かれています。その中で、「奇妙な ことに台湾からの少数の報告を除くと、他国での発生は稀有であり、インフルエンザ脳症が大発生するのは日 本固有の現象です。」と書かれています。実際に毎年200人から300人のお子さん が脳症になり、100人くらいが亡くなり、脳性麻痺などの重い後遺症が残るお子さんもおられます。
実は、(私の家の)ご近所のお子さんもインフルエンザの急性脳症で亡くなられました。発症から亡くなるまでほんとう に早く、数時間です。この脳症は解熱剤のジクロフェナックとメフェナム酸(これらの解熱剤はアメリカでは使 えません)や抗菌剤などたくさんの薬を処方され、その薬が原因で発症します。インフルエンザのウイルスが 原因で発症するわけではありません。ウイルスが原因で死に至る訳ではないのに国や医療機関が「インフルエ ンザはただのカゼじゃない」などとインフルエンザは脳炎脳症になり死に至る危険な病気と喧伝し、インフル エンザワクチン接種を勧めています。そのため、ワクチン接種を受ける人が増えました。しかし、ワクチンで 脳症を防げるというデーターはないそうです。それもそのはず、インフルエンザで処方される薬で脳症に なるのですから。インフルエンザの脳炎脳症で死ぬかもしれないと防衛のためワクチン接種を受け、インフル エンザに罹患した時には、早く治そうと病院でもらうたくさんの薬をまじめに飲む人も多いと思います。しか し、脳症はインフルエンザのウイルスでは発症しません。むしろ病院で処方されたそれらの薬 が原因で発症するのですから笑い話にもなりません。このことから近藤氏は著書で「薬剤による小児大虐殺事 件」と言われています。
「もっとも大事なことの一つは、急性脳症のきっかけとなる疾患はインフルエンザにかぎらない、ということ ]です。はしかなど他の発熱性の感染症でも、同じ急性脳症が発症するのです。(中略)つまり、かぜでも薬 を使うと、ライ症候群になりうるのです。この報告から、インフルエンザ脳症の五倍もの急性脳症が発生して おり、三割が死亡し、別の三割に重度の障害が残ることがわかります。」(『成人病の真実』近藤誠著・文藝 春秋・P.139)

欧米では日本のように患者に多種類の薬を一度に処方することはないそうです。『成人病の真実』(近藤誠著 ・文芸春秋・P.138)に「ジクロフェナクやメフェナム酸でインフルエンザ脳症になる人数よりも、多剤併用 のせいで発症する人のほうがずっと多いことになります。」と書かれているように数種類の薬を一度に使用す ることが最大の原因です。熱の出る病気では数種類の薬を飲まないようにして下さい。危険です。私は風邪を ひいたくらいでは薬は飲みません。治りが遅くなります。
今まで医療過誤や薬の副作用に関する事がほとんど表に出なかったために国民は医療や薬は安全という根拠の ない事を信じていました。日本人は薬好きの国民ですが、薬の副作用に関する情報をほとんど知りません。 なぜなら、副作用に関する情報は隠されるからです。インフルエンザで処方された薬の副作用により、多くの 人が亡くなっています。そのことで国は損害賠償を請求されるのを恐れ、薬と死亡の因果関係を曖昧にしたま まです。ほとんどの医療統計は製薬会社が出しています。製薬会社が出すデーターですから、製薬会社に有利 なデーターしかありませんし、副作用に関することはほとんど表に出ません。インフルエンザワクチンの有効 性にしてもワクチンメーカーの出したデーターです。まともなデーターかどうか怪しいものです。
「結局医者達は、病気と患者を増やしたいのです。(中略)今後、日本の人口は減り始めるのに、医者の数は 増えつづけます。そうなると、医者一人あたりの患者数が減ります。したがって、患者を増やしたいという医 者の欲求は強まることはあっても弱まることはない。その結果、検査の『基準値』を操作して、これまで健康 とみなしていた状態や人びとを病気がわに落としていく傾向ももっと強まるでしょう。それゆえ、人びとは自 衛策を考える必要があります。」(『成人病の真実』近藤誠著・文藝春秋・P.3)

前橋データーで明らかになっているようにインフルエンザワクチンの効果はありませ ん。国も65歳以下の人に接種は勧めていません。接種しないようにして下さい。



エコロジカル・ヘルシーショップ三友 桧垣史郎
2004年3月
 
 
 
引用・参考文献
『消費者リポート・第1249号』2004年2月7日・日本消費者連盟
『消費者リポート・第1211号』2003年1月17日・日本消費者連盟
『成人病の真実』近藤誠著・文藝春秋
『うってはいけない インフルエンザ予防接種』日本消費者連盟
『モダンメディシン』1987年7月


脳症=重病または高熱の際、意識障害の起こる症状
脳炎=脳髄に起こる炎症性の病気
急性脳症=ライ症候群


比較表



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