− インフルエンザワクチンは効きません − 



またインフルエンザの季節になりました。この季節を待っていたかのように、市町村の広報誌で高齢者にインフルエンザワクチンの接種を促す広報が始まりました。ワクチンの接種率を上げ、高齢者のインフルエンザ死亡を減らすことが目的のようです。しかし、インフルエンザワクチンは効きません。それを証明しているのがアメリカです。アメリカでは高齢者の接種率が70%近くありますが、罹患や死亡は未だに減らせていません。



私の住んでいる柳井市が発行する10月の広報誌には、「高齢者はインフルエンザにかかると、重篤化する可能性があります。予防接種を受けることによって、インフルエンザにはかかりにくくなります。また、インフルエンザにかかってしまっても、軽くてすみます」(広報 やない・2005年10月13日)とあります。インフルエンザウィルスとワクチンの型が合えば、インフルエンザには罹りにくくなるかもしれません。ですが、ウィルスの型が同じA型でも週の初めと終わりでは性質が変わっているということがよくありますので、その年のウィルスとワクチンの型が合うことはほとんどありません。次々と性質を変える小変異ウィルスに対するワクチン株を10ヶ月以上も前に決定します。1週間で変わるウィルスに対するワクチン株を10ヶ月以上も前に決定し、製造するのですから型が合うということはまずない、と言っていいくらいに合いません。インフルエンザウィルスは、型が常に変わっているのが特徴です。昨年インフルエンザに罹患し、抗体があったとしても、ウィルスの型が昨年と違えば罹患する可能性は非常に高くなります。また、予防接種をしていてもウィルスの型に合ったワクチンとは限りませんので、効果は期待できません。以上のことからもわかるように「インフルエンザにはかかりにくくなります」、「軽くてすみます」というのはまったくのウソです。罹りにくくなるというのでしたら、アメリカでは高齢者への接種率は70%近くあっても罹患や死亡を減らせていないのですから、アメリカのインフルエンザワクチンは偽物で、日本のワクチンは本物なのでしょうか。軽くすむ、というのもウソだということは皆さんもよく理解されていると思います。ワクチン接種をしていても40度くらいの熱が出ることはよくあります。効いていないのですから当然です。 「一九八一年に行われたウィルス学会『ラウンド・テーブル・ディスカッション』では、ウィルス学会会長の冒頭演説に『この会場に来ているウィルス学者の中で、インフルエンザワクチンが効いていると思っている人は一人もいないだろう』という趣旨のことを述べています。そして『流行するインフルエンザの型を正確にに予測してつくったワクチンを接種すれば、効果があるだろうが、そのような予測をすることは不可能である』ということがはっきりしました。専門家の間では、この時点でインフルエンザワクチンの効果がないことは『常識』ともなったのです」(『医者には聞けないインフルエンザワクチンと薬』母里 啓子, 浜 六郎, 山本 英彦監修・ジャパンマシニスト社・P.70)



2002年12月5日に結核感染症課の井内努専門官が、「高齢者への接種については、エビデンス(医学上の根拠)があるから、予防接種法で一段上の保護を与えて実施しているが、高齢者以外には勧めていない」(『消費者リポート・第1211号』2003年1月17日・日本消費者連盟)とインフルエンザワクチンは高齢者には効くが、乳幼児や一般の人たちには効かないといっています。仮にワクチンとウィルスの型が一致し、接種効果のあるワクチンであったとしても高齢者には効いて、高齢者以外の一般の人達には効かないということが実際にあるのでしょうか。その上に、高齢者以外の人には2回接種をしないと効かないと言っていますが、抗体のできにくい高齢者は1回で良いということもおかしなことです。素人目から見てもおかしいなと思うことがインフルエンザワクチン接種にはあります。これほどいい加減なことがまかり通っているのですから、日本の専門家というのも世界的には相当程度が低いのではないかと思ってしまいます。そして、日本の医療機関に勤める方々は、このインフルエンザワクチン接種に疑問を抱かないのでしょうか。インフルエンザの予防が目的ではなく、金儲けが目的なら少々の疑問があってもまったく関係ないということなのでしょうか。ある組織の長が右を向けと言えば右を向く、それが例え間違っていたとしても、だれも疑問を抱かずに右を向く。今の医療は、絶対に間違いは起こさないと大学で洗脳されているのでは?この先、医療の行く末が空恐ろしいです。
「このように知識量を豊富にした医者が患者をよく治せるかというと疑問である。医者は知識偏重で思考がマニュアル化しており、自分の頭でもの事を考えることが少なくなっているような気がする。マニュアル化から、あるいは洗脳された学問から抜け出すには10年とか20年の歳月が必要である。よく勉強した秀才の医者などは20年くらい(時には退職間際になって)経って、やっと知識の呪縛から逃れるに至るのである。自然を素直に見る目は知識から解放された時に初めて目覚める。特に、大学や大学院にいる専門家ほどこの呪縛から逃れるのが困難なような気がする。他分野においてはいろいろな研究の大発展のきっかけも、自由な心をもった人がこれを成し遂げることが多いことからもわかる」(『医療が病をつくる』安保 徹著・岩波書店・P.111)



1976年から1994年までの18年間、3歳から15歳までの学童へ年2回の義務接種が予防接種法によっておこなわれていましたが、そのころは高齢者へのワクチン接種の議論などはまったくありませんせんでした。80年にアメリカ疾病管理センターの調査団が来日して、「学童への集団接種がインフルエンザ予防に有効だという証拠は見つからない」(『医者には聞けないインフルエンザワクチンと薬』母里 啓子, 浜 六郎, 山本 英彦監修・ジャパンマシニスト社・P.69)とする調査報告が出されました。そして、群馬県前橋市の医師会が1980年から86年の6年間、前橋市を含め、その周辺の5市で75,000人の学童を対象に調査をおこないましたが、罹患率は接種率0%の市も90%の市もほとんど変わりなかったのです。アメリカ疾病管理センターの調査報告書や前橋医師会の調査報告書、「前橋データー」などが相次いで発表されたため、学童への義務接種が中止されました。学童への義務接種が中止されると、今までワクチンを製造していたワクチンメーカーや医療機関の売上は激減したため、その穴埋めに今度は高齢者への接種を企みました。もっともらしい理由をつけて子どもがダメなら高齢者に接種するという、まったく非科学的な医療行為が押し進められ、以前の売上を取り戻すために公金を使い、製薬会社や医療機関のために高齢者へ効きもしないワクチン接種はおこなわれています。



以前、私の書いたコラムに対し、下記のような批判が小社ホームページ掲示板に書き込まれました。

「できれば、6大卒の医系職の方、それから6大に準じる知識をもっている薬剤師さんにご相談ください。なぜ、そのような方かというと、それらの方は医学・生物学に関する高度教育を受けていて、しっかりした基礎ができており、さらに外国の論文も読むことができ、情報収集能力に長けているからです。この2つの条件を満たさないと、突拍子もない情報に惑わされたり、自分で情報を収集して分析することができません。」(「15020 非常に誤解と偏見があると思われ、企業の姿勢に疑問を持ちます。 眼科医ではない医師 2003/01/09 」)

以上のように、私の書いたコラムは突拍子もないといわれています。そして医師は外国の論文も読むことができ、情報収集能力に長けているので正しい判断ができるように書かれています。私が収集した情報ではインフルエンザワクチンは効かないという結果でした。今回のコラム『インフルエンザワクチンは効きません』は実際にあった事実を書いています。この事実が突拍子もない情報というのでしょうか。



  1. アメリカの高齢者への接種率は70%近くありますが、罹患や死亡は未だに減らせていない。
  2. ウィルス学会会長の「インフルエンザワクチンが効いていると思っている人は一人もいないだろう」という発言。
  3. 高齢者には効くが、子どもや一般の人たちには効かない。
  4. 高齢者以外の一般の人たちは2回接種をしないと効かないが、抗体のできにくい高齢者は1回で良いという変なことがおこなわれている。
  5. 前橋医師会の調査報告書、「前橋データー」。この前橋データーが出たため、インフルエンザワクチンは効かないということがわかり、学童への義務接種は中止された。

以上のような情報は主だったものです。まだ他にもワクチンの無効性の情報はたくさんあります。でも、やはり、前橋データーは世界に類を見ないインフルエンザの疫学データーです。突拍子のない情報は、私の情報ではなく、医療業界や製薬業界の流す情報の方です。医療費の削減が叫ばれ、風邪で受診をすれば全額自己負担にしようかという時代に効きもしないインフルエンザワクチンを一部公費で補助をして接種するということは、時代錯誤も甚だしい。インフルエンザもただの風邪です。 効きもしないインフルエンザワクチンを効くといって販売するのですから、完全に薬事法違反です。この薬事法違反行為を国と医療機関などがグルになっておこなっています。 こんな効きもしないインフルエンザワクチンは接種しないで下さい。脳症は解熱剤などの薬が原因であって、インフルエンザウィルスではありません。インフルエンザに罹っても、病院に行って薬をもらわなかったら脳症にはなりません。インフルエンザや風邪に罹ったら、熱を出し、がんやリューマチなどを治すチャンスだと思い、甘んじて受け入れましょう。これが健康になるコツです。





エコロジカル・ヘルシーショップ三友 桧垣史郎
2005年10月
 
 
 
引用・参考文献
2005年7月10日付 朝日新聞
『医者には聞けないインフルエンザワクチンと薬』母里 啓子, 浜 六郎, 山本 英彦監修・ジャパンマシニスト社
広報 やない・2005年10月13日
『消費者リポート・第1211号』2003年1月17日・日本消費者連盟
『医療が病をつくる』安保 徹著・岩波書店



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