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粉石けんを溶かす手間のまったく必要のない洗濯法(三友式洗濯法)
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一般的な石けん洗濯の仕方と三友式洗濯法の違い
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皆さんに薦める三友式簡単な洗濯の仕方
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三友式洗濯法でなぜ粉石けんが簡単にとけるのでしょうか?
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石けん洗濯でもっときれいに洗い上げるコツ、それは予洗いです。
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予洗いを勧める理由
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予洗いをする石けん洗濯の仕方
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予洗いをタイマー予約でする方法(朝、洗濯をする場合)
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予洗い後の本洗いの仕方
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溶けにくい粉石けん(無添加)や冬の冷たい水で洗濯をする場合の粉石けんの溶かし方
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粉石けんネットを使う方法
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ドラム式洗濯機の注意点
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ストッキングを洗濯ネットの代わりに使う
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井戸水や硬水で泡が立たない場合
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梅雨時期に洗濯物が臭う
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その他
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小さくなった固形石けんを再生させる方法
●一般的な石けん洗濯の仕方と三友式洗濯法の違い
石けん洗濯をする時に一番問題になることは粉石けんを如何に溶かすかです。粉石けんをうまく、楽に溶かせば粉石けん洗濯は楽しくなるし、挫折せずにずっと続けることができます。そこで私(桧垣)が考えついた粉石けんを手間をかけずに簡単に溶かして洗濯する方法をお教えします。
一般的な洗濯法
低水位まで水を入れる→粉石けんを入れる→泡立てる→洗濯水位まで水を入れる→洗濯物を入れる →洗濯スタート
三友式洗濯法
粉石けんを入れる→洗濯物を入れる→スタートボタンを押す
石けんに関する書籍や石けんメーカーのパンフレットに書かれている石けん洗濯の仕方は、洗濯機に30リットル位水を入れてから水を攪拌させながら粉石けんを入れ、粉石けんが泡立ったら洗濯物を入れるように書いてあるのが一般的です。
しかし、この方法だと
1.洗濯機に水が入るのを待つ。
2.粉石けんを入れて十分に泡立つまで待つ。
3.泡立ったら洗濯ができる水位まで水が入るのを待つ。
4.そしてやっと洗濯物を入れて洗濯できます。
このような方法では洗濯を始めるまでに5分から10分はかかります。
しかも、洗濯物を入れるまで洗濯機から離れられません。洗濯は朝するという方がほとんどだと思います。専業主婦ならまだしも共稼ぎの主婦は朝、1分でも時間は無駄にできません。忙しい朝に、こんな悠長なことをしている暇はありません。このようなことが石けん洗濯を挫折させる要因の一つになっているように思います。
小社が薦める三友式簡単洗濯法は水や服を入れる前に粉石けんを入れる方法です。私は何年もの間毎朝、洗濯をして、石けん洗濯ではどのようにすれば簡単に粉石けんを溶かして洗濯ができるかを試してきました。そして行き着いたのが粉石けんを最初に入れる方法です。
この方法だと一部の石けんを除き、ほとんどの粉石けんを特別なことをせずに簡単に溶かすことができます。(注意・出来る限りお風呂の残り湯で洗濯することをお薦めします。特に冬は水温が低くなりますのでお風呂の残り湯でないと溶けないことがあります。冬場に水道水で洗濯をする場合は別記する方法で石けんを溶かしてから洗濯をして下さい。夏場は水道水の水温は高くなっていますので充分使えます。)
●皆さんに薦める三友式簡単な洗濯の仕方(お風呂の残り湯を利用することを前提にしています)
1.
洗濯物を洗濯槽に入れてスイッチを押すと洗濯量(水量)を洗濯機が量ります。本洗いで洗濯機が示した水量で洗濯をしますので洗濯量(水量)を覚えておいて下さい。
(
注意
洗 濯槽に水が入らないように水道の蛇口の栓は閉めておく。)
2.
水量を覚えたら一時停止のスイッチを押し、一旦洗濯機を止める。洗濯物を出すか洗濯物を洗濯槽の底の周りに寄せ、洗濯槽の真ん中のかくはん翼(洗濯槽の底が見える様にする)が見えるようにする。 そこに先ほど覚えていた洗濯機が示した洗濯量(水量)に見合った量の粉石けんをできるだけパラパラと均一に撒く。
(
注意
粉 石けんは一カ所にドカッと置かないようにして下さい。)
3.
粉石けんを撒いた上に洗濯物を戻し、スイッチをポンと押すだけ。
(
注意
洗濯物の上に粉石けんを撒くと溶けづらくなります。必ず洗濯槽の底のかくはん翼の上に撒いてください。)
4.
二層式洗濯機の場合も粉石けんを洗濯槽の底(できれば攪拌翼の上に)に撒き、洗濯物を粉石けんの上に置いて水を洗濯槽に少し(5〜10リットルくらい)入れてから、かくはん翼を30秒くらい回せば粉石けんは溶けます。その後は設定水位までお風呂の残り湯(又は水)を入れてください。
●以上の方法でとにかく洗濯をしてみて下さい。それから、下記を読んで下さい。
試さずに読むよりも、一度洗濯をしてから読む方が、より理解できると思います。
洗濯機によっては水量が表示されないものがあります。そのような場合は洗濯物を体重計で量って下記の表で水量を割り出してください。
洗濯物の重さ
水 量
約1kg
24リットル
約1.5kg
30リットル
約2.5kg
36リットル
約3.5kg
48リットル
約5.5kg
60リットル
約7.0kg
72リットル
タオル(木綿)約70g
靴下(木綿)約50g
エプロン(混紡)約300g
バスタオル(木綿)約300g
ワイシャツ(混紡)200g
ブラウス(混紡)約200g
ブリーフ(木綿)約50g
シーツ(木綿)約500g
パジャマ(木綿)約500g
長袖アンダーシャツ(木綿)約150g
(日立全自動電気洗濯機説明書より)
水量と洗濯物の重さは洗濯機によって違います。できるだけご使用されている洗濯機の取扱説明書に従って下さい。
●三友式洗濯法でなぜ粉石けんが簡単にとけるのでしょうか?
全自動洗濯機は水を出しながらかくはん翼が少しずつ回り、水量が約30リットルくらいになると、洗剤を溶かすために10〜15回(約30秒間)かくはん翼が強く回ります。かくはん翼の回転と水を吸って重くなった洗濯物の間に挟まれた粉石けんが揉まれますのでよく溶けるのです。
注意・1
粉石けんは溶けやすい
エスケーURUOi粉石けん
又は
ボーソー米ぬか粉石けん
をお薦めします。他の炭酸塩が添加してある粉石けんでも試しましたが、ほぼ溶けました。無添加石けんの場合はできるだけ
シャボン玉EM粉石けん
や
サンダーアイボリー
を使用して下さい。冬の寒い時期を除くと他の無添加粉石けんでも溶けると思います。水道の硬度や洗濯機の機種で溶け具合も違います。無添加石けんで洗濯される場合、一度、上記の方法で洗濯をしてみて石けんが溶けているかを確かめてから毎日の洗濯に使えるか判断をして下さい。粉石けんが溶けているかを確認する方法は、洗濯の途中で一時停止ボタンを押して洗濯機を止め、ガラスコップに洗濯水を汲み、明るいところでガラスコップを透かして洗濯水の中に粉のようなものが浮いていなければ完全に溶けていますが、粉のようなものが浮いていれば完全に溶けきれていません。
注意・2
できるだけお風呂の残り湯を使って洗濯することをお薦め致します。石けんは汚れが良く落ちないというのは粉石けんが溶けきれていないからです。風呂の残り湯で粉石けんが溶けやすくなった分、洗浄力も上がります。できるだけ30度くらいの水温で洗濯をして下さい。
洗濯機がお風呂から離れていてお風呂の残り湯が使えない方は水が10リットルくらい入る携行缶(灯油などを入れるタンク)2個を最後にお風呂に入った人が浴槽に沈めておくと朝には携行缶の中の水が暖かくなっています。 その暖かくなっている携行缶のお湯を最初の粉石けんを溶かす時に使用すれば、お風呂の残り湯が使えない方も簡単洗濯法で洗濯ができます。
注意・3
泡は洗浄力の目安になります。しかし、泡が立っているからといって完全に溶けているという意味ではありません。泡が立っていても少し溶け残っている場合もあります。
以上の方法でしっかりと泡立ちます。この方法で洗濯をすると石けんに関する書籍や石けんメーカーのパンフレットに書いてあるような面倒な方法で粉石けんを溶かすような事はまったくする必要はありません。
●石けん洗濯でもっときれいに洗い上げるコツ、それは予洗いです。
石けん洗濯で洗濯物をきれいに仕上げるコツは予洗いだと私は思っています。この予洗いをしておくと梅雨時期のジメジメした時でも洗濯物が臭くならず、漂白剤を使わなくても白くきれいに仕上がり、粉石けんが少なくてすむ、などの利点があります。
予洗いとは本洗いの前に、石けんなどの洗浄剤を入れずに水やお湯だけで1〜3分、洗うことをいいます。
●予洗いを勧める理由
1.服に付いている汚れの多くは酸性です。特に夏場は汗を多くかきます。本洗いの前に水だけで数分間洗濯をする予洗いをしない場合は、酸性の汗や汚れが付いている服をアルカリ性の石けんで洗濯することになります。酸性とアルカリだと中和してしまい、洗浄力がなくなるため石けんの標準使用量よりも多くの石けんを使用しないと泡が立ちません。予洗いをすると使用する石けんがほぼ標準使用量ですみますので予洗いをしない場合に比べ、予洗いをすると石けんの使用量が少なくて済みます。
2.予洗いをすれば大方の酸性物質は洗い流されていますので、アルカリ性の石けんで洗う水質環境が整っています。そのため石けんの洗浄力が上がりますので、洗濯時間も予洗いをしていない場合に比べ、短くても汚れは落ちやすくなっています。 我が家(桧垣)の洗濯機の標準洗濯時間は12分ですが、予洗いをしていますので7分で設定して洗濯をしています。標準洗濯時間よりも5分も短くなります。予洗いをする時間を差し引いても約3分短くなります。3分(年間約18時間)も違えば電気使用量も違ってきますので、二酸化炭素排出量や洗濯槽で撹拌することで洗濯物同士がこすれ合う時間が少なくなり、洗濯物の痛みも減ります。
タオルや下着は手や体の汚れや皮脂などが付いていて結構汚れています。特に夏場のタオルや下着は汗を吸っています。人は夜、寝ている時に約200ccの汗をかくともいわれています。汗をかいていないようでもけっこう汗はかいているものです。
汗は皮脂や乳酸、ミネラルなどが含まれたpHは5.7〜6.5の酸性物質です。ほとんどの方は夜、お風呂に入る時にその日に着たものを脱ぎ、その服を翌朝洗濯すると思います。夜脱いで朝まで置いていた汗や皮脂の付いたタオルや服を臭うと少しすっぱい臭いがします。汗や皮脂、ミネラルが酸化して酸性度が脱いだ時より増しているためです。夏場は暑さのため、より酸化がすすみやすくなります。
酸性度の高い洗濯物を弱アルカリ性の石けんで洗濯をすると、中和して石けんカスが発生し、石けんの洗浄力が落ちます。そうすると石けんが標準使用量よりも多く必要になり、発生した石けんカスが洗濯物に付着してきれいに仕上がりません。石けんカスがくすみや黄ばみ、悪臭の原因となります。髪を洗う時にも頭皮から出る酸性の皮脂や付いた汚れをお湯でしっかり洗ってから石けんで洗うと泡立ちが良くなり、きれいに仕上がります。食器を洗う時もマヨネーズや油、醤油、味噌などの酸性の汚れを拭き取っておくと泡立ちが良くきれいに洗い上がります。それと同じです。
予洗いをすると汗や皮脂、汗に含まれているミネラルなどの半分くらいが洗い流され、洗濯物の汚れやpHが毎回ほぼ同じ状態になるため、よほど洗濯物が汚れている場合を除き、粉石けんの量はいつも同じ割合(洗濯量に対して使用する粉石けんの割合)ですみ、毎回ほぼ同じくらいの泡立ちを作ることができます。そのため、洗濯の度にいちいち泡立ちをチェックしなくてもよくなります。(洗濯機の機種や水道水の硬度、粉石けんの種類によって使用量や泡立ち具合は違ってきます。あらかじめ泡立ち具合から粉石けんの量を割り出しておいて下さい。2〜3cmくらいの泡が立っていれば充分です)
我が家では予洗いをして洗濯をしていますので、漂白剤をほとんど使いません。ここ2年くらいは使っていません。石けんで洗濯していると服がくすんだり、黄ばんできます。それが予洗いをするだけで黄ばみ、くすみや悪臭を放つことがなくなります。そして本洗いの時、泡立ちがよくなります。(
シャボン玉EM粉石けん
を使いますと石けん自体の臭いもなく、他の石けんよりも白く仕上がります。体臭のある人の洗濯物やオムツなども臭いがとれて残りません。この粉石けんはお薦めです)
●予洗いをする石けん洗濯の仕方
予洗 約1〜3分
予洗いに使用する水はお風呂の残り湯が最適なのですが、普通の水道水でも構いません。
まず、予洗いできる洗濯物と予洗いしてはいけない洗濯物(注・1)に分けて下さい。洗濯量を量るため洗濯槽に洗濯物をすべて入れるのですが、洗濯量を量った後、予洗しない洗濯物を取り出しやすくするために予洗いできる洗濯物を先に入れ、予洗いできない洗濯物を予洗いできる洗濯物の上に置いて下さい。そして洗濯機のスイッチを入れます。この時、水道の蛇口は閉めておいて下さい。予洗いができない洗濯物を取り出すのに蛇口が開いていますと水が出て取り出す洗濯物が濡れると困るためです。
洗濯機が回り、洗濯物の量を量り水量を示します。本洗いの時に必要ですから水量は覚えていて下さい。洗濯機が水量を示したら一時停止ボタンを押して洗濯機を一旦止めます。そして予洗いしない洗濯物を取りだした後、水量ボタンで、予洗いしない洗濯物を取りだした分水量を少なく設定して下さい。水道の蛇口を開けて再びスタートボタンを押して予洗いを開始して下さい。(お風呂の残り湯を使用される方はお湯取りボタンを押して下さい)
1〜3分位、水(又はお湯)だけで予洗いをしたら一旦洗濯機を止めて脱水をします。(お風呂の残り湯だとより予洗いの効果が高まります)
これで予洗いは終わりです。
(注・1)予洗いをしてはいけないもの
予洗いはすべての繊維に良いわけではなく化繊(ナイロン、ビニロン、ポリエステル、アクリル、ポリプロピレン)が含まれている服は予洗いをすると反対に汚れますので、予洗いはしないで下さい。
●予洗いをタイマー予約でする方法(朝、洗濯をする場合)
前夜、タイマーで朝洗濯をする少し前に予洗いが終わるようにセットしていればすぐに本洗いができます。ほとんどの全自動洗濯機にはタイマーが付いています。そのタイマー機能を利用して予洗いをするという方法です。夜、寝る前に予洗いをしてそのまま洗濯機の中に洗濯物を入れておき、朝起きてから本洗いをしますと、予洗いしても落ちきれていない皮脂や金属イオン(ミネラル)が酸化したり、下着や靴下のゴムは水に弱いので伸びてしまいます。予洗いは必ず洗濯の直前におこなって下さい。
1. まず、翌朝、洗濯する洗濯物全部を洗濯槽にいれます。
2. スイッチを入れて洗濯量を量ります。表示された洗濯量(水量)は翌朝、洗濯するときに必要なので覚えておいて下さい。洗濯量が表示されましたらスイッチを切ります。
3. 化繊が使われている服は出します。再びスイッチを入れて、予洗いできない服を出した分水量を少なくしないと先ほど表示された水量で水が多すぎますので水量を少し少なめにセットするか、もう1度量り直すかします。そして、洗いと脱水だけにセットします。洗いの時間は最短時間で脱水時間は1分位の最短時間にセットして、朝起きる時間帯にタイマーをセットしておくだけです。(タイマー予約の方法はそれぞれの洗濯機によって違いますので取扱説明書に従っておこなって下さい)これで、朝起きれば予洗が出来ていますので、すぐに本洗いに入れます。一度、試してみてください。
●予洗い後の本洗いの仕方
1. 予洗いの脱水をしたら洗濯槽の周囲に洗濯物が寄っていて洗濯槽の真ん中には何も無い状態になっています。
2. その何もないかくはん翼(洗濯槽の底)の上にエスケーのURUOi粉石けん(又はボーソー米ぬか粉石けん)などの溶けやすい粉石けんをパラパラと均等に撒きます。
3. 粉石けんの上に化繊が使用してある靴下や服を置く。周囲に寄っている服を中央に寄せる。
4.それで洗濯機のスイッチをポンと押すだけでしっかり泡立ちます。
●溶けにくい粉石けん(無添加)や冬の冷たい水で洗濯をする場合の粉石けんの溶かし方
下記の粉石けんを溶かす方法は栄養補助食品などを水や牛乳に溶かして飲む事で思いつきました。 この方法はほぼ確実に粉石けんを溶かしますので冷たい水で洗濯をする時にぜひ試して下さい。
洗濯の方法は普通の方法と同じですが、粉石けんの溶かし方だけが違います。石けんと水を容器に入れて溶かします。我が家では
マルシマの味付け海苔
が入っている容器を使っています。一般に売られている味付け海苔の容器と同じですのでどこでも手に入ります。(小社も
「粉石けん泡立て用容器」
として容器だけの販売もしています)その容器に30度くらいのお湯を1/3〜1/4くらい入れて粉石けんを入れ10〜20回くらい上下に振って下さい。(あまりお湯が多いと石けんが溶けきらない内に泡が容器いっぱいになりフタが飛んだり、泡が吹き出てきます。)お湯が乳白色で粉のようなものが浮いていなければ石けんは完全に溶けていますので洗濯物の上に撒いても大丈夫です。
容器の中に白い粉が浮いているようでしたら溶けていません。そのままでも洗濯はできますが、完全に溶かさないと気の済まない方は、前夜に翌朝洗濯する洗濯物の量を洗濯機で量り、40度くらいのお風呂のお湯と洗濯量に見合う粉石けんを容器に入れて10回くらい上下に振り、そのまま一晩置いて下さい。翌朝、石けんはほぼ完全に溶けています。(冬、寒い時にはゼリー状になっている場合があります)洗濯をする前にもう一度、軽く上下に振って下さい。これで完全に溶けているはずです。
注意・ 40度くらいのお湯でする場合、フタをしっかり押さえておかないと石けんが一気に発泡して石けんの泡がフタを押し上げ、石けんが噴き出すことがあります。
石けんを入れたらスイッチをポンと押すだけです。後は洗濯機にまかせておけば洗濯は出来上がります。
溶けやすい粉石けんでも真冬の冷たい水で洗濯される方はできればこの方法で粉石けんを溶かして洗濯されることをお薦めします。
洗濯中に泡立ちが悪く、粉石けんをつぎ足す場合にもこの容器で粉石けんを溶かして入れれば石けんが溶けないというトラブルを避けることができます。
この容器で溶かす方法は、どんな種類の粉石けんでもほぼ確実に簡単に溶けますので是非試してみて下さい。(ドラム式洗濯機での洗濯もこの方法で石けんを溶かして使用すれば大丈夫だと思います)
●粉石けんネットを使う方法
洗濯物を洗濯機に入れてスイッチを入れ、洗濯量を計り、水量か洗剤量を示しましたら、示された水量か洗剤量によって粉石けんの量を決めます。
ファスナーを開いて粉石けんを指定量入れ、ファスナーを閉じて下さい。 洗濯槽に入っているお湯又は水で洗濯ネットを揉みほぐして、粉石けんが固まらないようにしっかり湿らせて下さい。
粉石けんの量が多すぎたり、洗濯物が水量に対して多かった場合、粉石けんが溶けきらないことがありますので水量や粉石けんは必ず指定量入れて下さい。
洗濯が終わりましたら水道の蛇口を閉める習慣をつけてください。水道の蛇口から洗濯機に水を入れるホースがはずれて床が水びたしになる事故が増えているためです。
●ドラム式洗濯機の注意点
国産のドラム式洗濯機には泡消し機能が付いているものもあります。ドラム式洗濯機は、洗濯物をドラム内で上から下に落として叩き洗いと同じ原理で汚れを落としています。しかし、泡が立ちすぎると泡がクッションになって洗濯物がフンワリ落ちてしまい、ドラム式洗濯機本来の機能が発揮できなくなります。そのために泡消し機能がドラム式洗濯機には付いています。泡消し機能は、泡が立ちすぎると水がシャワー状になってドラム内に注がれ、泡を消します。合成洗剤は、水で薄められても汚れを落とし、泡の中に汚れを取り込んでおく界面活性作用はなくなりませんが、石けんは適量以上の水で薄まると界面活性作用がなくなります。界面活性作用で石けん液の中に取り込んでいた汚れが落ちなくなるだけではなく、洗濯物に再付着して服が汚れます。
以上のようなことを防ぐため、はじめて石けんを使ってドラム式洗濯機で洗うには粉石けんの量を少し少なめで洗濯をして泡消し用の水が出ないようでしたら、次回の洗濯は粉石けんの量を少し多めに使用して洗濯をして下さい。このようにして泡消し用の水が出ない適量の粉石けんの量を見いだして下さい。
●ストッキングを洗濯ネットの代わりに使う
洗濯ネットがないときにはストッキングの古いものに洗濯物を入れて洗います。
実際の生活の場での洗濯や掃除、皿洗いなどの実体験の少ない人が本から得た知識で机上の空論の様な解説や趣味の世界の様な洗濯の仕方を書いた本やホームページも見受けられます。そのような書籍やホームページに惑わされずにちょっと肩の力を抜いて石けん生活をして下さい。
●井戸水や硬水で泡が立たない場合
以下のように洗濯してください。
1 炭酸塩入りの粉石けんや液体石けんを使う。
2 無添加石けんの場合は石けんの量を増やすか炭酸塩を入れる。
3 お風呂の残り湯を使う。
4 軟水器の水を使う。
石けんはマグネシウム・カルシウムに弱いので一度水を暖めるとわずかですが軟水化します。お湯を使えば水温が高いので石けんが溶けやすく泡も立ちやすくなり、洗浄力もアップします。その上、風呂の残り湯を使うと水の節約にもなります。
●梅雨時期に洗濯物が臭う
梅雨時期に雨が続き、洗濯物の乾きが悪く、いやな臭いがするときがあります。
これを防ぐには本洗いの前に水だけで数分間、予洗いをすれば解決します。雨などが続いて洗濯物の乾きが悪い時に臭うのは、洗濯物に付いている汗などの汚れに雑菌が繁殖したものが腐敗して臭うものと思われます。
その汗などの汚れを予洗いで粗方落とすと、本洗いの時に洗濯物に付いているミネラルなどが少なくなり、石けんの洗浄力が失われないので油分などの汚れもよく落ち、腐敗の原因物質が無くなります。そうすると臭いもしなくなります。
予洗いをすれば石けんの使用量も少なくて済みますので排水時の有機物も減り、より環境に負担をかけません。
もう一つは、
シャボン玉EM石けん
を使えば臭いません。EM石けんにはEM菌の抗酸化物質が含まれており、この抗酸化物質の働きで臭わなくなるのだと思います。
ほとんどの石けんは洗って干した後、服を臭うと油くさい石けん独特の匂いがしますが、このEM石けんはそのような匂いがまったくしません。お薦めの石けんです。
●その他
○エリやソデ口のひどい汚れは、固形石けんをつけてから少し洗濯ブラシをかけて洗濯機に入れると、よく汚れが落ち、きれいに洗い上がります。
○靴下のひどい汚れは、丸めたタオルなどを靴下の中に入れて洗うと靴下がふくれていますのでかくはん翼に汚れの部分が当たりやすくなり、汚れがよく落ちます。
○洗ったらできるだけ早く干すことが大事です。脱水したままにしておくと、型くずれや臭いが残ることがあります。どうしてもすぐ干せないときは、最後のすすぎが終わりましたらすすぎ水を排水をする前に一時停止ボタンを押して洗濯機を停止させ、すすぎ水につけたままにしておくと臭いや型くずれがおきにくくなります。
○日光には殺菌、漂白作用があるので、なるべく外に干すようにしてください。ガラス越しでは紫外線を通さないので殺菌効果はありません。
○石けんはふんわり仕上がるのが特徴ですので、合成洗剤メーカーが販売している柔軟剤(防水加工剤)はいりません。
○粉せっけんで洗っていると黄ばんできたり、少し黒っぽくなってきたりすることがあります。その時は酸素漂白剤で漂白すれば黄ばみは取れます。
○洗濯の仕方を解説した本やホームページには理想論が書いてあるものもあります。服によって脱水時間の目安が書いてあり、Tシャツは何分、タオルは何分など。Tシャツとタオルを一緒に洗濯をして脱水は別々にする、汚れのひどいものと軽い汚れのものを別々に洗濯するなど忙しい朝には心の余裕も時間も普通の主婦、特に共稼ぎの主婦にはありません。
洗濯の仕方が書いてある本のほとんどが合成洗剤で洗濯することを前提に書いてあります。ご存じのように合成洗剤で洗濯をすると仕上がりがゴワゴワになります。全自動洗濯機の普通洗濯コースで洗濯をすると3回脱水をすることになります。ゴワゴワになる洗剤で洗った後3回も脱水をすれば服にはシワが強くつきます。そのため、脱水時間にこだわるのだと思います。
石けん洗濯はフンワリ仕上がりますので綿、合成繊維、混紡製品などを石けんで洗濯をする限り、脱水時間はそれほど気にすることはないと思います。(まったくシワがつかないという意味ではありません)
全自動洗濯機で洗濯をするメリットは、二層式のように手間をかけたくないから全自動洗濯機を購入された方がほとんどだと思います。それなのに「服によって脱水を別々にしなさい」では全自動洗濯機を買った意味がありません。そのため、脱水を別々にされている方よりも1度で済ませる方のほうが圧倒的に多いと思います。だいたい5分の脱水時間だとそれほどシワはよりません。私自身、毎朝洗濯をしていますが、朝は忙しいので服によって別々に脱水をしたことはありません。
どうしても、繊維の材質によって脱水時間を変えたいと思われる方は、洗濯を開始する前にあらかじめ脱水時間を1分にセットし、終わったらシワになりやすい洗濯物だけを取り出して、綿などしっかり脱水ができる服だけ改めて3〜5分くらい脱水をして下さい。
その他にも、傷みやすい服と丈夫な服を一緒に洗う場合、洗濯物を洗濯機に入れる順番まで書いてあるものもあります。しかし、いくら傷みやすいものを一番上に置いたところで洗濯機が洗濯槽の中の水を撹拌して洗濯をするのですから、洗濯物は洗濯を開始すれば下になったり上になったりしますので無駄なことです。ですが、大方の場合、傷みやすい服は軽いものが多く、軽い洗濯物は自然と上に浮いてきます。入れる順番もあまり気にすることはありません。
我が家ではアクリル70%・毛30%のベストを他の洗濯物と一緒に炭酸塩入りの粉石けんで長年洗っていますが、まったく縮みませんし、型くずれもありません。傷みやすいものはネットに入れて洗う、チャックの付いている服はなるべくチャックを閉めて洗うなどに気を付けていれば入れる順番や洗い方はあまり気にすることはないように思います。
(毛 100%などほんとうに傷みやすい服は、その服のタグに書かれている絵表示の洗い方に従って下さい。痛みやすい服を上記の方法で洗濯をされる場合は、ご自分の責任において行って下さい)
実際の生活の場での洗濯や掃除、皿洗いなどの実体験の少ない人が本から得た知識で机上の空論の様な解説や趣味の世界の様な洗濯の仕方を書いた本やホームページも見受けられます。そのような書籍やホームページに惑わされずにちょっと肩の力を抜いて粉石けん洗濯をしてみませんか?
●小さくなった固形石けんを再生させる方法
小さくなった固形石けんは使いづらいものです。その小さくなった固形石けんを数個集めて、元通りの大きさに再生する方法をお教えします。
小さくなった固形石けんを数個集めて、それらを30度前後のお湯の中に5〜10分くらい浸けておき柔らかくします。柔らかくなったら手のひらに入れてギュット握りしめて固めるか、ご家庭にある木製やプラスチックでできた押し寿司の型(物相型)やおにぎりの型の中に入れて押し寿司やおにぎりをつくる要領でギュット押し固めると買った時のような大きさになり、また使えるようになります。
太陽油脂から発売されています
「手づくりハーブ石けんキット」
には石けんをつくる星と月の型が入っていますので、以前キットを買われた方はその型を利用してつくることもできます。