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「石けんは合成洗剤より高いのでもう少し安くならないでしょうか」ということをよく聞きます。
が私の意見は少し違います。石けんは決して高いとは思いません。 石けんを買うためだけにサイフから出すお金は合成洗剤を買うときよりは確かに多いかもしれません。 でも、目に見えないところで間接的に、石けんを使えば必要のない物を、 合成洗剤を使うと買わなければならないので余分にお金を出しているとしたらどうでしょう? |
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合成洗剤で洗濯をする場合、柔軟剤がいります。毛糸洗い専用洗剤がいります。 毛糸のセーターなどは洗うたびに縮みますので早く着られなくなります。 そして泡切れが悪いのですすぎ時間がかかるので水がたくさんいります。 食器を洗う場合、手が荒れますのでクリームなどのケアー用品がいります。 素手で食器を合成洗剤で洗った場合、 手のバリアーゾーンを壊して身体に入り身体を酸性体質(活性酸素を発生させる)にしますので、 病気にかかりやすく、医療費がかかります。 髪を洗えば髪の毛が痛みますのでヘアーケア製品がいります。 掃除をする場合でもガラス用、ガスコンロ用、トイレ用、 お風呂用などそれぞれの用途の物を買わなければなりません。 でも、以上の事がシャボン玉スノールひとつあればできるのです。 |
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これでもまだ石けんが高いと言われる方には次のことを読んでください。 これは、静岡県三島市の下水道部が1978年5月から79年9月の一年半かけて、 市内の戸数千戸の団地で行った実験です。 団地の主婦に実験期間の半分は合成洗剤、残りの半分は粉石けんで洗濯をしました。 その結果、合成洗剤の時に比べて粉石けんではBOD値(有機物汚染度)は約1/5に減りました。 合成洗剤は下水処理場のバクテリアを弱めたり殺したりしたので処理能力が低下してしまい、 LAS(合成界面活性剤)の約8割がまったく分解されずに活性汚泥に吸着、 汚泥残土として山や海に投棄されていたそうです。 粉石けんの洗濯に変えれば下水処理能力が向上しますので、下水処理施設は今の3割で十分だそうです。 このころの5年間の下水処理場建設費は約2兆5千億円だそうです。 合成洗剤を粉石けんに変えれば、 下水道建設費は約8〜9千億円ですむので1兆5千億円も税金が少なくてすみます。 (合成洗剤はもういらない 三一書房) この、実験が行われたのは約20年前なので今ではもっと多くの税金を使用しているのではないでしょうか。 合成洗剤を使えば、こんなに下水処理に無駄な税金を払っているのです。 その上、有毒の合成界面活性剤が分解されていないのなら本当にお金をドブに捨てているようなものです。 目に見えない所でお金を使っていることになるので、 合成洗剤の値段は石けんよりは高くなるのではないでしょうか。 |
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その他に、合成洗剤は魚介類への影響、稲作への影響もあります。 合成洗剤の販売量が増えるに従い、 アワビやアサリなどの漁獲量が減っていますし近海で魚も減っています。 農業では稲が植えてある田の中に合成洗剤が流れ込めば米の収穫量が減ります。 農業・漁業従事者の収入が減りますので後継者がいなくなります。 将来の食料の確保が難しくなります。 今、日本の食料自給率は約30%くらいです。先進国中、最低の自給率です。 アメリカは約80%、EU諸国のほとんどが100%以上です。 2010年頃、世界的に食料危機が予想されています。 食料が足らないに時に、いくらお金があっても食料は売ってもらえません。 これではいくらお金を持っていてもだめです。 これ以上、環境を壊すと食料確保も難しくなります。 いったん壊した自然環境を元に戻すには莫大な費用がかかります。 今、医療保険は赤字です。 合成洗剤の中には発ガン物質などの化学物質たくさんが入っていますので健康を害します。 今から化学物質による病気はまだまだ増えますので医療保険の赤字は増えるばかりです。 これも、みなさんの負担になります。 合成洗剤を買う場合、自分のサイフから出るお金は少なくても、 目に見えないところでたくさんのお金が出ています。 これでも、みなさんは石けんが高いと思われますか。 |
| エコロジカル・ヘルシーショップ 三友 桧垣史郎 |