| ■ − 日本食の基本と免疫力 − ■ |
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「朝はパン食」「常に甘いお菓子やケーキ・クッキーなどを食べている」「ごはんが異常に少ない」
「油を使ったいため物」「揚げ物」「ドレッシングをかけたサラダ」「異常に多い果物」。
これらは最近の若い女性に多い食生活です。
管理栄養士の幕内秀夫さんは『じょうぶな子どもをつくる基本食』で
「乳がんの患者さんに食生活を聞いてみると、驚くことにみなさんほとんど同じようなメニューなのです。
これほど似通った食生活をしている病気はありません。
糖尿病の患者さんの食生活も確かに似ているのですが、
乳がんの患者さんたちの食事はそれ以上に似ているのです。」
(『じょうぶな子どもをつくる基本食』幕内秀夫著・主婦の友社・P.83)
に書かれています。そうです前掲の食生活は「乳がんになるための食生活」です。 確かに昔は乳がんになったということはほとんど聞きませんでした。 でも最近はよく聞くようになりました。 この原因はドイツ人のためのドイツの栄養学をそのまま日本に適用した間違った栄養学と、 学校給食とコンビニエンス・ストアーの普及だと思います。 その栄養学で学校給食を普及させてごはんからパンに食生活を変させました。 『学校給食と子どもの健康』(梶山公勇 著・秀英書房・P.129) に「献立を作る栄養士の頭の中にはカロリー計算しかなく、 日本人が数百年の間培ってきた日本食の組み合わせの美しさと、 その体質に合った合理性―これは自然と経験によって作られたものですが―を無視し、 極端に言えば、ただカロリーさえ合っていれば、 どんな食べ物の組み合わせでもよいというような頭で献立を作っているからです。 (中略)では、何故カロリー万能主義が誤まっているのか森下敬一医博の考え方を紹介したいと思います。 森下医博は栄養学は食物がわれわれの体内に入ってどう処理されていくのか、 人間の生理を土台として食物と体との関係を追求していくべきであるが、 現代の栄養学は全く人間の生理など無視して食品だけを分析し、 そこに含まれている蛋白質やビタミンがそのまま人体のそれになっていくと錯覚している。 食品の成分がそのままわれわれの体における栄養効果になっていくものではないことなど常識である。 例えば、同じ一枚のステーキでも、それを食べて力が出る人とそうでない人もいる。 玄米おむすび一個で全身の活力をよびおこす人もいれば、そうでない人もいる。 このように栄養効果というものは人それぞれ違うのに、 このことを全く考えていない人間不在の栄養学であること。」と書かれています。 学問だけが一人歩きして、何のための学問なのかを忘れています。 学問はあくまでも人のため自然のためでなければ意味がありません。 今の栄養学は人が健康で過ごせる為の栄養学ではなく、カロリー食品消費のためのカロリー計算栄養学です。 以前、NHKで「子どもの食生活」について放送をしていました。 田舎にコンビニができ、その周辺の子どもたちの食生活が激変した様子などを紹介していました。 その中で親が共稼ぎで食事のほとんどを祖母がつくっていました。 当然ながらおばあさんがつくる食事ですから日本で昔から伝わっている日本食です。 しかし、コンビニができたために夕食前にコンビニで甘いお菓子やジュースを食べる為に、 夕食をほとんど食べなくなったように言っていました。 食事でカロリーを摂らないでお菓子に多用してある砂糖などでカロリーを摂る事になります。 これが一番、病気になりやすいもっとも悪いパターンです。 『あなたと健康・特集号(第21号)』(あなたと健康社・P.22) に「血液学者だった千島博士は、この血液の実験で、 健康人の血液をそれぞれ一定濃度の食塩水(10%の食塩水) と砂糖水(1%の白砂糖水)に別々にまぜておきます。そして両方の血液の変化を観察しました。 その結果は両方とも食塩水に包まれた方は、白血球のりんかくがはっきりして引きしまってくるが、 砂糖液に混ぜた血液は、白血球がふやけてぼんやりして、遂には白血球の外形がくずれてしまった。 減塩が流行し塩を嫌うが、血液にとって塩分は大事なものだということ。 食品添加物入加工食品、人工甘味、また白砂糖、肉などの酸性食品のとりすぎが (食べていけないのではない過ぎてはダメ)いかに血液を汚し、体質を悪化させるかを知らせます。」 と書かれています。 幕内さんが言われている、 ごはんを食べないでお菓子やジュースでカロリーを摂る事がいかに身体に悪いことであるかお分かりだと思います。 |
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幕内さんによれば日本人に合った基本の食事とは「ごはん」「みそ汁」「漬物」「お茶」だそうです。
この基本食に季節の野菜と少しの肉や魚で十分だそうです。人の成長に必要なものは「水」と「でんぷん」です。
「水」はみそ汁やお茶で摂り「でんぷん」は穀物、いわゆるお米や豆類、そして、いも類から摂るのが理想です。
これは日本の先人が作り上げた世界に誇る日本食の基本とピッタリです。
水分やカロリーをけっしてジュースやお菓子などの糖分で摂らないようにして下さい。
幕内さんは「健康になるための食事は簡単で、不健康になる食事は手の込んだ手間がかかるもの」と言われています。
日本人の基本食はつくるのにほとんど手間がかかりません。
朝の時間のない時も日本食の基本の「ごはん」「みそ汁」「漬物」「お茶」
に常備食を準備しておけばほとんど時間はかかりません。その常備食とは「のり」、「納豆」、「煮豆」、
「小魚の佃煮」などです。これらは保存がききますので便利です。野菜はみそ汁の中に入れるもので十分だそうです。
「ごはんは残してもいいからおかずを食べなさい」から
「おかずは残してもいいからごはんを食べなさい」にしなさいと幕内さんも言っておられます。
あまり栄養だのビタミンだのカロリーだのを考えないで、
日本古来から伝わっている食事を摂れば自然と栄養バランスなどはとれます。 日本人に合った正しい食生活をすれば免疫力も高まりますので風邪もあまりひかなくなります。 インフルエンザに対しても免疫力があればあまり心配することはいりませんので、 安全性の確かめられていない危険なインフルエンザワクチンの接収をする必要もなくなります。 他の病気に対しても強くなります。 アメリカの病院管理のプロであるジョン・C・ウォーカー氏の著書『ニッポンの病院』 (ジョン・C・ウォーカー著・川合達也 訳・日経BP社)に、日本の病院の実態を知ると、 「恐ろしさに驚愕を覚える」と言われています。 乱れた食生活をして免疫力が弱くなれば病気にもなりやすくなります。 免疫力が弱ったときに、こんな恐い日本の病院に行けば「院内感染」や「医療ミス」 などで命を脅かされます。 そうならない為にも日本人に合った正しい食生活と、 合成化学物質など免疫力を落とす物を生活の場から排除して免疫力を強くすることです。 『じょうぶな子どもをつくる基本食』を小さなお子さんをお持ちの方や若い方に、 ぜひ読んでいただきたいと思います。 |
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エコロジカル・ヘルシーショップ三友 桧垣史郎 参考文献 『じょうぶな子どもをつくる基本食』 幕内秀夫著・主婦の友社 『あなたと健康・特集号(第21号)』 あなたと健康社 『ニッポンの病院』 ジョン・C・ウォーカー著・川合達也 訳・日経BP社 『学校給食と子どもの健康』 梶山公勇 著・秀英書房 |