日焼け予防について 第2弾


最近、「植物油は日焼け止め効果がある」ということがよく言われますが、 いったい日焼けとは何を意味した言葉でしょうか。 たぶん、女性の言われる日焼け止めとは「黒くならない。」という意味合いが強いと思います。 でも、日焼けには2種類あるのをご存じですか?

1つは肌を黒くする(サンタン)日焼けともう1つは肌を赤くしたり水泡をつくる(サンバーン) いわゆる火傷の2つです。サンタンが紫外線A波の仕業でサンバーンが紫外線B波の仕業です。 そして、植物油の日焼け止め効果はサンバーン。 つまり火傷に効果があるのであってサンタン防止効果はありません。 だから、植物油の入った保湿クリームやオリーブオイル (オリーブオイルは太陽に当たると過酸化脂質に変わって、肌に炎症を起こすおそれがあります。) などを塗ってもサンタン防止にはなりません。

みなさんはSPF値を見て日焼け止め化粧品を買われるのではないですか。 でも、SPFとは日焼け止め化粧品を塗った時、塗らない時に比べB紫外線(火傷を起こす紫外線) を何倍の時間抑えられるかを示す値です。SPF値は皮膚を黒くする(サンタン) 紫外線A波を防止する数値ではないのです。

先日、NHKで日焼け止め化粧品の事を放送していました。 その中で日焼け止め化粧品の正しい塗り方をやっていました。 その正しい塗り方とは、日焼け止め化粧品を白くなるくらい厚く塗らないと効果はないと言っていました。 想像してみて下さい。顔や腕、足が真っ白になるくらい日焼け止め化粧品を塗って町の中を歩けますか。 肌にとって負担の日焼け止め化粧品を塗らないで日傘か、 つばの広い帽子をかぶることをお奨めします。

紫外線はシミやシワをつくるとみなさんは思われていると思います。 確かに紫外線はシミやシワをつくります。 でも、漁師の方々やお百姓さんなどのように1日中、 過度に紫外線を浴びることを恒常的に続けていればシミやシワはできますが、 普通の人はまず上記の方々のような深いシワなどはできません。

むしろ、朝晩、 肌を痛めつける化粧品を毎日つけることによってできるシワの方が絶対的に多いのではないでしょうか。 その証拠に男性の首の後ろ、 うなじの下あたりは相当紫外線を浴びていますがシワやシミはあまりありません。 (大人の肌ができる前の20歳以前に化粧品をつけてた人は、 肌にかなりのダメージを与えていますので、シワなどはできやすくなります。)

ワールドサッカーフランス大会に出場のためスイスに行っていた、 カズこと三浦知良さんが帰ってきて記者会見をした時、 テレビ画面に映った三浦さんの顔にシワやシミはありませんでした。 そして、岡田監督の顔にもシワやシミはありません。 あれだけ紫外線を浴びている人達にシワがないのに、 あまり紫外線を浴びない女性の顔の方にシワが多いのはなぜですか? 日本人の肌は世界的にも非常にきれいな方だと思います。 これは、和食中心の食事がかなり影響していると思います。アメリカ人の肌はキメが荒いです。 これは、肉などを多くたべるからだと思います。

小さなシワは年を取れば誰でもできるものです。 だから、紫外線に対してあまり過敏になることはありません。 「紫外線を避けなければシワやシミができますよ。」とは、 たぶん化粧品メーカーの言い出したことではないかと思います。 大手メーカーの言うことに踊らされない賢い消費者になることが自分の肌や健康を守ることになるのです。 ただし、体質的にシミやシワができやすい人がいます。 色白の人はシワができやすいし、 色黒の人はシミができやすいので、 あまりマッサージやパックはしない方がシワやシミの予防になります。

どちらにしろ少々の日焼けは正しい食事を取って身体の新陳代謝を活発にするれば解消します。 日焼け止め化粧品などを買うお金を有機栽培したお米や野菜、 添加物の入っていない食品などに使う方がどれほど肌や身体のためにいいか分かりません。
「悪の葉っぱに斧を向ける人は千人いても、根っこに斧を向ける者はひとりしかいない。ソロー」と いう格言があります。この格言はこう言い直すことができます。「化粧をしてごまかす人は千人いても、 食事に気遣う者はひとりしかいない。」 添加物たっぷりで栄養価値はほとんどないカップ麺やコンビニの弁当、 お菓子を食べて夜遅くまで起きていれば肌がきれいになるどころか、かえって悪くなります。 美しい肌や髪、身体はミネラルの多い、たっぷりの主食(玄米など) や野菜と少しの肉類を食べる正しい食事と休養からで、けして化粧品からではありません。 昔「元をたたなきゃダメ」というコマーシャルがありましたが、元を直さなければけして良くなりません。
エコロジカル・ヘルシーショップ三友 檜垣史郎


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